それでも、最後までどうなるか分からないのが競馬です。ほぼ思い描いた通りの理想的な展開で最後の直線を迎えたときも、「なんとか、このまま最後まで持ってくれ!」と心の中で叫んでいました。

『豊マジック炸裂』『スイスイと逃げ切る』『華麗なる逃走劇』 確かに会心の騎乗でしたが、でも、翌日のスポーツ紙に躍った見出しほど、楽な競馬ではありませんでした。

 今週末は、武家のルーツであり、今も多くの親戚が暮らす第二の故郷。函館で、ステイインシアトルとともに、2度目の「函館記念」制覇を狙います。

 奇しくも、「鳴尾記念」を逃げ切り、この「函館記念」へと挑むのは、トウケイヘイローとまったく同じローテーションです。しかも、トウケイヘイローはここを勝ち、続く「札幌記念」でも、逃げ切り勝ちをしてくれました。

 はたして、今年はどうなるのか!? 作戦は、ゲートを出た後に考えます。

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