1000万円単位で金額が上昇し、あっという間に5億円台に突入。最後、5億8000万円でハンマーが打たれた瞬間は、会場のあちこちから、ため息が漏れていました。
2日間の落札総額は173億2700万円。ジョッキーとしては、ワクワクすると同時に、身の引き締まる思いです。特に、お世話になっている馬主さんから、「武豊騎手が凱旋門賞を勝つところを見るのが私の夢」とおっしゃっていただいた言葉は、何よりの励みになります。
その期待に応えるためにも、昨日より今日、今日より明日――進化し続ける騎手でありたいという思いを強くしました。
「武豊 人生に役立つ勝負師の作法」最新記事