包丁いらずニンニク料理の3つめは「お鍋にドボン」。「これも簡単で、お鍋をするとき、最初にニンニクを入れるだけです。皮をむいて切らずにそのまま入れると、具材にニンニクの臭いが染み込むこともほとんどありません」(オガワさん)

 鍋を食べ終え、そろそろご飯を入れておじやにするというとき、残ったニンニクを食べる。「30分ぐらい煮ることで、臭いもなく、ほっくりしたニンニクになります」

 こう話すオガワさんによると、スーパーなどで売っているチューブ入りニンニクも簡単で使いやすいとか。「たらこや明太子などの魚卵にオリーブオイル、そしてチューブ入りのニンニクを入れます。これをパスタに乗せて食べるとおいしいですね。チューブ入りニンニクは調理する手間がいらず、手に臭いがつくこともないので私も重宝しています」(オガワさん)

 ちなみに、チューブニンニクは生のニンニク1片が小さじ1杯の分量になる。チューブ内に空気が入ると風味が飛んでしまうので、使った後は空気を出し切るのがコツだ。

 なお、ニンニクを食べた後の臭いを早く消すアイテムとしてリンゴやコーヒー、牛乳などが挙げられる。テクニックとしては歯磨き。「ニンニクを食べた後、口の中に付着しているスフィルド類が口臭の原因になることも多いのです。ニンニク料理を食べた後はしっかり、うがいや歯磨きをすることで臭いもずいぶん緩和されます」(有賀氏)

 ニンニクで元気になったらエチケットを忘れずに!

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