■『沖海4』と『牙狼翔』が狙い目となる理由とは

 対する『沖海4』は、比較的常連客が多い店に重宝されているイメージ。『北斗』シリーズと比較して、大当たり確率に大きな差はありませんが、出玉あり、大当たりのラウンド振り分けがなく(すべて16ラウンド:約1400発)、確変に入らない通常大当たりには必ず時短が100回転ついてくるという特徴があります。

 ゆえに大当たり確率が約300分の1前後のミドルスペックの中では、大負けも大勝ちも少なく、まったりとした勝負が可能なのです。連チャンが抜けても、持ち玉で遊技する人が比較的多く、長時間遊びたい人にもってこい。“常連さん”をもてなすには最適な台なんですね。

 そして『牙狼翔』ですが、導入直後は厳しい調整のホールが多かったものの、最近は勝ちやすくする店が増えてきました。新装開店から、ある程度期間をおいて狙い目になることは、実はよくあることで、いわゆる「アケ返し」と呼ばれています。

『牙狼翔』もまさにこのパターンで、機械の購入にかかった費用の回収のめどが立ち、稼働も安定してきたので、店側も多少赤字にする余裕が出てきたのでしょう。

 力を入れている主力機種を上手に使っているホールは、しっかりとお客さんがついています。つまり、何が狙い目なのかが、お客さんにしっかりと伝わっているのです。それはつまり、ちゃんと玉を出した実績があるということ。これは優良店のサインとも言えます。店内の装飾などでアピールするホールもありますが、最近はお客さんのパチンコ力も上がっていますから、ちゃんと見抜いているんですよね。なので、出玉の実績がともなわないと、なかなか客はつきません。

 なので、ホールに入ってまず最初に確認すべきは、シマごとの客つきです。他に比べて明らかにお客さんが多いシマがあれば、そこが「当たり」である可能性は高いでしょう。ダイレクトメールやSNS、LINEなどで、ほんのりとアピールをかける店もありますが、一番信用できるのは常連客だと、私は思っています。初見のホールではまず、朝イチのお客さんの動きを見るようにしていますね。

 トータルして言えるのは、力を入れる機種をハッキリさせて、メリハリをつけて台を扱っている店が圧倒的に多いということでしょうか。今回挙げた4機種以外にも、新台を優遇する店、ライトタイプや萌え系の台が強い店など、状況はさまざまです。選んだホールの狙い目をしっかり見極め、堅実な勝ちを目指してくださいね♪ それではGOOD LUCK!

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