■“日本一可愛い女子高生”としてデビュー
――ちなみに、彩香ちゃんは“日本一可愛い女子高生”としてデビュー。学校生活はどんな感じでした?
佐山 けっこう人見知りで学校ではあんまりしゃべるタイプじゃなくて、基本一人でいることが多かったかも。
――意外だなぁ~。
佐山 お昼ご飯を食べるときもずっと一人でした。たまにクラスの女の子が“一緒に食べる?”って誘ってくれるんだけど、なんだか気を遣われているみたいで、つい“大丈夫”って言っちゃうんですよね……。
――一人でも平気なんだ。
佐山 そうかも。一人でいるのが平気というか好きでしたね(笑)。
――もう、そのときはデビューしてたから、仕事も忙しかったよね。
佐山 そうなんですよ、学校が終わったら仕事に直行する感じでした。
――でも、モテたでしょう~。男子から声かけられまくったんじゃない?
佐山 残念ながら、そういうのはなかったんです。私のクラスは男子が5人ぐらいしかいなくて、女子高みたいな感じでした。たまに文化祭に他校の男子が来て、“サインください”と言われたことがあるぐらいです。
■居酒屋やバーに一人でふらっと
――それは驚いたなぁ~。じゃあ今でも、たとえばオフの日とかも一人で過ごすことが多いの?
佐山 実のお姉ちゃんとランチしたり、買い物に行ったりもしますよ。でも、やっぱり一人が多いかな(笑)。家の近所の居酒屋や、バーなんかに一人でふらっと入っちゃいますね。
――彩香ちゃんがバーカウンターで飲んでいたら、ナンパしてくる男性も多そう。
佐山 ナンパはないけど、隣の席に座っていたオジサマと会話をすることはありますよ。“お姉さんは何の仕事をしているの?”って聞かれたりとか。
――なんて答えるの?
佐山 初めましての人なら、テキトーなことを言って逃げちゃいますね(笑)。受付やってま~す、とか。
――アハハ。どこの会社の受付とか、聞かれない?
佐山 不動産です、とかテキトーに返していますね。
――面白いなぁ。じゃあ、彩香ちゃんの行きつけのバーには、いまだに彩香ちゃんのことを受付嬢だと思っているオジサマもいるわけだ。
佐山 はい(笑)。もちろん、何度か店で会うようになって仲良くなったら、“本当は芸能活動しています”って言いますよ。
――なるほど。一度バーで受付嬢のフリをしている彩香ちゃんに会ってみたいな。
佐山 ウフフ。