巨人人気にかげり!? 「好きなプロ野球チーム」ランキング第1位は?の画像
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 全国各地に本拠地を構える12球団が、毎年熱戦を繰り広げるプロ野球。野球ファンは、地元の球団をひいきにしたり、好きな選手がいる球団を応援するなど、さまざまなケースがありそうだ。そこで今回は、12球団の中で「一番好きなプロ野球チーム」を、各地方の10代から70代までの男女、合計200人に聞いてみた。

 まず、第5位(9.5%)にランクインしたのは広島東洋カープ。最近は選手層が厚く、2016年、17年とリーグ2連覇を果たした強豪チームだ。そんなカープを選んだ人からは、「育成力」(41歳/男性)、「選手を育ててチームを強くしている」(32歳/女性)、「控えの選手も一緒に戦っているように感じる」(39歳/女性)など、生え抜き選手が中心となっているチーム方針を理由に挙げる人が多かった。

 続く第4位(12%)は、東北楽天ゴールデンイーグルス。比較的新しい球団ながら、リーグ優勝の経験もあり、東北地方唯一のプロ野球チームということもあって、東北地方のファンから絶大な人気を誇っている。その他の理由としては、「弱かったチームが優勝できるようになった」(47歳/男性)など、チームの成長を純粋に喜んでいるファンもいた。また、「勝つと楽天のサービスが良くなる」(61歳/男性)、「サンドウィッチマンが応援しているから」(44歳/女性)といった、ユニークな少数意見もあった。

 第3位(14%)には、北海道日本ハムファイターズがランクイン。北海道唯一のプロ野球チームであり、これまでの所属選手には、新庄剛志選手、ダルビッシュ有選手、大谷翔平選手など、日本を代表するスター選手が在籍。17年のドラフト会議では、超高校級スラッガーの清宮幸太郎選手が入団して、注目を集めた。日本ハムファイターズを支持する人も、楽天同様、地元のファンが圧倒的多数。他の理由は、「若い選手を育てようとする精神が好き」(31歳/女性)、「泥臭さ」(56歳/男性)、「小技を絡めて攻撃をするところ」(28歳/男性)など、現在のチームカラーを理由に挙げる人が多かった。

 第2位(17%)にランクインしたのは、読売ジャイアンツ。17年は、リーグ4位と11年ぶりのBクラスに低迷した巨人だが、過去の優勝回数36回は両リーグ合わせてダントツの数字。巨人を選んだ人からも、「強いから」(55歳/男性)、「王道的な雰囲気」(57歳/男性)、「伝統があり、金髪やヒゲがNGと選手たちがそれを守っているところ」(48歳/女性)など、王者としての強さや伝統を挙げる人が多かった。また「スター選手を次々に輩出する」(34歳/男性)という声もあり、古くは王貞治選手、長嶋茂雄選手、近年では松井秀喜選手や上原浩治選手といったスター選手が在籍したことも人気につながっているようだ。

 そして、栄えある第1位(18%)に輝いたのは、阪神タイガースだった。本拠地のある地元の兵庫や関西の野球ファンはもちろん、日本全国から幅広い支持を集めていた。そんな阪神を選んだ人は、「ファンの熱気」(18歳/女性)、「熱い応援」(41歳/男性)など、ファンの熱狂ぶりや応援の盛り上がりを理由に挙げる人が多かった。また「親の影響」(37歳/男性)、「家族が好きだから」(42歳/女性)というように、一家全員で応援しているというファンも目立った。

 あらためて結果を見てみると、伝統のある阪神と巨人が1位と2位を独占したものの、3位の日本ハムや4位の楽天などは、その地域に移転してから比較的歴史の浅い球団が健闘したのが印象的だった。また、パ・リーグで圧倒的な強さを誇る、福岡ソフトバンクホークスが7位と、思いのほか人気が振るわなかったのも意外な結果だったかもしれない。

◆一番好きなプロ野球チームランキング
第1位(18.0%):阪神タイガース
第2位(17.0%):読売ジャイアンツ
第3位(14.0%):北海道日本ハムファイターズ
第4位(12.0%):東北楽天ゴールデンイーグルス
第5位(9.5%):広島東洋カープ
第6位(8.0%):中日ドラゴンズ
第7位(7.0%):福岡ソフトバンクホークス
第8位(3.5%):埼玉西武ライオンズ
第8位(3.5%):東京ヤクルトスワローズ
第10位(3.0%):横浜DeNAベイスターズ
第11位(2.5%):千葉ロッテマリーンズ
第12位(2.0%):オリックス・バファローズ

アンケートサイト「ボイスノート」調べ
http://www.voicenote.jp/

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