長澤まさみ
長澤まさみ

 現在放送中の月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)で、主演を務めている長澤まさみ。長澤演じる信用詐欺師と、その仲間たちが、欲まみれの人間から大金をだまし取っていくコメディで、テンションの高い長澤の演技が注目を集めている。そこで今回は、長澤まさみ出演のドラマや映画で「最もかわいかった作品」を、20代から40代の男性100人に聞いてみた。

 まずは2017年公開の『銀魂』、15年公開の『海街diary』、06年公開の『涙そうそう』の映画3作が同率で第4位(6%)に入った。『銀魂』は漫画の実写化で、江戸を舞台になんでも屋を営む坂田銀時と、その仲間たちが繰り広げるドタバタ劇で、長澤は江戸一番の美少女という設定の志村妙を演じている。『海街diary』は、母が異なる妹を迎え4人となった姉妹の共同生活や家族の絆を描いた作品で、長澤は次女の香田佳乃役。『涙そうそう』は、血のつながらない兄妹による切ないラブストーリーで、妹のカオルを演じた。

 それぞれの理由を見ると、『銀魂』は「笑顔で人なつっこい感じがして好きになれた」(20代)「ギャグが面白かった」(30代)という意見があった一方、『海街diary』では「大人っぽさが出ていた」(40代)、「お姉さん役がハマっていた」(40代)という声が。さらに『涙そうそう』では「笑顔が最高」(30代)、「兄弟愛に満ちた演技が良かったです」(40代)など、さまざまな役を演じ分ける長澤の器用さがうかがえる。

 続く第3位(12%)は05年公開の映画『タッチ』。高校野球をテーマに、双子の上杉達也と和也、幼なじみの浅倉南が織りなす青春ラブストーリーで、長澤はヒロインの南役を演じた。「浅倉南そのものだった」(20代)、「キャラクターをうまく演じていた」(40代)など、熱心なファンが多い漫画だが、長澤は彼らの期待にうまく応えたようだ。

  1. 1
  2. 2