８月１日放送の『あさイチ』（ＮＨＫ）に、声優の野沢雅子さんが登場。出演者のむちゃぶりにもノリノリで応えるサービス精神を見せ、視聴者を喜ばせたようだ。
この日の番組では「到来！ 羊肉ブーム」と題し、羊肉の魅力について特集。野沢さんは、このコーナーをナビゲートする“ひつじい”という羊のキャラクターの声を担当していた。
すると、この声を聞いた視聴者から番組宛てにメールが届く。「（ひつじいの声は）まさか、かめはめ波を放つ最強戦士の方ではないですか？」と、そのメールが読み上げられると、別室で生アテレコしていた野沢さんがカメラの前に登場した。
そこで野沢さんは、いきなり「オッス、オラ悟空！」と、アニメ『ドラゴンボール』（フジテレビ系）で自身が演じた孫悟空の声であいさつ。
近江友里恵アナウンサー（３０）が、「ドラゴンボールの悟空さんは、羊の肉は好きなんですか？」とふると、野沢さんは「オラ、食ったことねぇぞ！」と、再び悟空になりきって回答した。
続けて博多大吉（４７）が「ど根性ガエルのひろし君は食べたことありますよね？」と質問すると、「うーん？ 母ちゃんが煮てくれたかな？」と、今度は『ど根性ガエル』（ＴＢＳ系他）の、ひろしの声で対応。
さらに大吉が「９９９の鉄郎くんはどうでしょう？」とむちゃぶりすると、野沢さんは『銀河鉄道９９９』（フジテレビ系）の星野鉄郎の口調で、「メーテルは食べたらしいですけど、僕は食べてないです」と、即興で見事に演じ分けていた。
ベテラン声優が披露したこのアドリブ演技に、視聴者は大興奮。ネットでは「レジェンドなのに、サービス精神旺盛なのがハンパない！」「まさか本人が出てくれるとは……」「素早く声を変えてて、震え上がった」「これが本当の“神対応”」「朝から野沢さんの声が聞けて幸せな気持ちになった！」など、歓喜のコメントが続出。
その他にも「声を一瞬で使い分けるのはさすが！」「８１歳でこの声が出せるのは神すぎ」「他局のネタを堂々とやれるＮＨＫも素晴らしい」といった意見が上がっていた。
「野沢雅子さんは、御年８１歳という声優界のレジェンドでありながら、今でも現役声優として精力的に活動されています。その活動の場はアニメのアフレコ現場にとどまらず、２０１６年７月には、西武プリンスドームで生アナウンスを担当。『ドラゴンボール超』（フジテレビ系）とのコラボ企画だったこともあり、西武ライオンズのエルネスト・メヒア選手が（３２）がホームランを打った際には、悟空の声で“メヒア～！ よくやったぞ～！”と大絶叫し、観客を沸かせていました」（芸能誌ライター）――どんなむちゃぶりにも応えるサービス精神に拍手！
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