■大阪のお笑いについて思うこと
ゆま「本当ですよ! もう一つお聞きしたいんですが、『志村魂』のチケットが真っ先に売れるのは、やっぱりお笑いの街、大阪らしいんですよ。志村さんは大阪のお笑いについて、どう思われますか?」
志村「なんだよ(笑)。酔っているのか?」
ゆま「ちょっと酔ってます」
志村「まあ、俺は子どもの頃、大阪の喜劇役者・藤山寛美さんのファンだったから。関西の笑いも好きなんだよ。ただ、漫才に関しては、テンポが速すぎる(笑)。俺なんか何を言っているのか聞き取れないときがあって、その辺はちょっとね。大阪の芸人さんでもうまい人は、ちゃんと、ゆっくりしゃべっても面白いんだよ」
ゆま「確かに普段から早口ですもんね、大阪の人」
志村「正直、ドリフターズ時代、大阪でコントをやるときは、ちょっと不安もあったよ。俺たちは漫才をしないからさ。ただ、大阪の人はコメディアンとしての“志村けん”を認めてくれていると思っているよ」
ゆま「貴重なお話も聞けたところで、最後に、みんなで『志村魂』&『志村けん笑』をアピールしましょう。まず、ちかえちゃん!」
加島「私は今までずっと、観客として志村さんの舞台を見てきました。今回は自分が観客だったときに受けたあの感動を、お客さんに伝わるようにしたいです」
志村「期待しているぞ」
ゆま「次は、香帆ちゃん」
高嶋「私も出演者ながら、すっかり『志村魂』を楽しんじゃっています。この楽しさを、お客さんと共感していきたいです」
志村「頼むぞ」
ゆま「では、最後に志村座長からお願いします!」
志村「ぜひ、生で観る舞台の面白さを知ってもらいたいですね。そして舞台を観終わった後、せめて1か月ぐらいは、お客さんたちに“面白かったよ”と語り継がれるような、印象に残る舞台にしたいね。あと、子どもも連れてきてもらいたい。純粋な子どもの頃に見た生の舞台の楽しさは、ずっと記憶に残って、いい影響を及ぼすと思うんです。家でゲームばっかりやらせていないで、親子、ファミリーで遊びにきてね~」
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