新垣結衣
新垣結衣

 思わず胸がキュンとなる、ステキな恋愛映画を観た記憶は誰にでもあるはず。そこで今回は、10代~30代の独身女性100人に、もっともお薦めの恋愛映画をリサーチ。女性が「人に薦めたくなる恋愛映画」をランキング形式で発表しよう。

 まず第5位は、矢沢あい氏の人気コミックを実写化した映画『NANA』。バンドのボーカリストの大崎ナナ(中島美嘉)と、恋愛に生きる女性の小松奈々(宮崎あおい)が偶然出会い、同じ名前ということで意気投合、東京での共同生活を始めるという物語。2005年に公開され、興行収入は40億円を超える大ヒットを記録。中島、宮崎、そしてレイラ役を演じた伊藤由奈らは、この作品をきっかけに大ブレイクを果たした。

 この作品をお薦めする人からは「キャストが豪華で、映画内に出てくる挿入歌もかっこよく、恋愛のシナリオもリアルで好き」(32歳/女性)、「キャストの良さと、主題歌、演出、脚本すべてが良かった」(25歳/女性)といった意見があった。

 第4位にランクインしたのは、『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』。有川浩氏の恋愛小説を実写化した作品で、2016年に公開された。ある夜、OLの河野さやか(高畑充希)が、帰り道でおなかを空かせた青年の日下部樹(岩田剛典)と出会い、それをきっかけに奇妙な同居生活がスタートするという物語だ。ちなみに高畑と岩田は、二人とも本作が映画初主演だった。

 この作品には「美男美女で癒される。純愛映画で、ほのぼのした優しい気分になるシーンが多い」(22歳/女性)、「静かにひっそり進む恋愛がもどかしくもあり、見ていてほっこりする」(37歳/女性)といった意見が多く、ピュアな純愛路線が好きな人にお薦めできそうだ。

 第3位は、1997年公開の名作映画『タイタニック』。実際に起こった豪華客船タイタニック号の沈没事件をモチーフにした、ジェームズ・キャメロン監督によるラブロマンス作品だ。画家志望のジャック(レオナルド・ディカプリオ)が、タイタニック号で出会った上流階級の娘ローズ(ケイト・ウィンスレット)と運命的な恋に落ちるという物語。日本では興行収入262億円を記録するなど、世界中で大ヒットを果たした。

 この映画を推す人からは「切ないけど感動する」(33歳/女性)、「みんな知っていると思うけど、これ以上の恋愛映画はない」(27歳/女性)、「出会ったばかりで短時間でもステキな恋ができる」(35歳/女性)といった意見があり、映画史に残るタイトルだけにお薦めする人も多かった。

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