ミス・ワールド2013の日本代表に選ばれた女優の田中道子も、「オンラインゲームが大好きで、高校生のときに初めてできた彼氏も、オンラインゲームで知り合った人なんです」というほどのゲーマーで、友情も愛情もすべてゲームから学んだと豪語したことがある。

 思い出深い人生のベストゲームは『ファイナルファンタジー』シリーズと糸井重里が制作に携わった『MOTHER2 ギークの逆襲』。芸能界入りする前は建築士の仕事をしていた田中だが、「そもそも建築士を目指したのは、いつかFFの作画をしたいという思いがあったから」「FFの街とかを作りたかったんです。そういう作画を担当する部署に入りたくて、スクエアエニックスに履歴書を送ったこともあります」というほど、とにかくFF愛が強い。女優としての目標も、事務所の先輩である武井咲と同じように、ファイナルファンタジーのCMに出ることだ。

 元AKB48の石田晴香は、自分でプレイするより見守るのが好きというちょっと変わったゲーム好きだ。重度のゲーマーだった母親がゲームを占領していたせいで、自然と見ているのが楽しくなった。いわゆるゲーム実況も大好きで、その魅力について「自分じゃ考えつかないような場所のアイテムを拾いに行ったり、見ている人を心地よくさせるようなプレイの見せ方をしてくれる」と語っている。石田は自分が出ている恋愛シミュレーションゲーム『AKB1/48』シリーズを自分で実況したこともあるが、自身のドSキャラに不満で、ついつい「キモいキモい」を連発してしまった。これまで自分でやったゲームは『スプラトゥーン』で、「生涯で唯一だと思うんですけど、やるときは寝る時間以外はすべて費やしてしまいます。疲れて帰って来ても、絶対に勝つまでやっちゃう」ほどハマったとか。

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