■電流爆破デスマッチは賛否両論
ゆま「その心理は、よく分かりませんが(笑)。電流爆破は、どうでした?」
ハチミツ「いやあ、スゴイとしか言いようがない。もう爆破で体が傷だらけになったけど、“俺はもう、これで死んでもいい”と思うほど、燃え尽きることができましたね。まあ、次の日の朝から娘の運動会だったので、抗生剤を飲んで、観に行きましたけど」
ゆま「アハハ、すごい」
ハチミツ「まあ、電流爆破デスマッチに関しては賛否両論がありましたけどね。俺としては芸人なんて不謹慎なことをやってナンボ、という気持ちがあるんです」
ゆま「確かに、そんな過激なプロレスをやったら、“子どもが真似したら、どうする?”とか言われそう」
ハチミツ「実際、フジテレビの『ワイドナショー』で俺の試合が取り上げられたとき、デヴィ夫人が同じようなことを言っていました(笑)。でもね、最近の芸能界はすぐにコンプライアンスばかりを口にして、一つ一つのコメントも炎上しないように、世の奥様たちと同じような発言をする。お利口さんばっかですよ」
ゆま「そういう傾向はありますよね」
ハチミツ「つまらないよね。だったら、一番やっちゃいけないことを俺はやってやろうと思ったんです。それが電流爆破デスマッチ」
ゆま「ハチミツさんの芸人魂でもあったんですね」
ハチミツ「格好よく言えばね」
ゆま「格好いいけど……どうして、そんなにプロレスが好きなんですか?」
ハチミツ「プロレスが俺の人生を変えてくれたんです。あれは、俺がまだ幼稚園の頃で……」(次回に続く)
ハチミツ二郎(はちみつじろう)1974年11月20日、岡山県生まれ。お笑いコンビ『東京ダイナマイト』で芸人として人気を博す一方、プロレスラーとしても活動。プライベートでは、自称『日本一もてる肥満体』として浮名も流してきた。
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