■「活動休止の種に火をつけたのは二宮」と報じる『女性セブン』

 この事情に深く切り込んでいるのが、文春と同じく1月31日に発売された『女性セブン』(小学館)だ。同誌も5ページにわたって〈「僕たちはアンチSMAPを貫く! 活動休止全真相 二宮和也35 「限界超えた」直談判の夜〉とのタイトルで、嵐の活動休止について報道。その後、2つの企画ページとあわせて9ページの大特集を組んでいる。

「『女性セブン』といえば、ジャニーズと“親密”なメディアとして知られていますが、今回の活動休止に関して、かなり詳細に裏側を伝えています。実は『女性セブン』は、ジャニーズ事務所と友好的な関係でありつつも、SMAP解散騒動の際にもかなり切り込んだ記事を掲載していた。ジャニーズでも、大きな騒動に対しては、ジャーナリズム精神を感じさせる記事が多い印象ですね」(スポーツ紙記者)

『女性セブン』の記事では、“活動休止の種をまいたのは大野だが、その種に火をつけたのは二宮だった”とし、昨年春にジャニーズ事務所幹部に二宮が「嵐も事務所も辞める覚悟がある」と伝えたと報じている。さらに同誌は、大野が活動休止をメンバーに打ち明けたのが、嵐メンバーが立て続けに熱愛報道に見舞われたタイミングと重なると注目した。

「2016年6月に二宮とフリーアナウンサーの伊藤綾子(38)の熱愛が発覚し、同年末には女優の井上真央(32)と交際していた松本がセクシー女優の葵つかさと二股交際していることが明らかになった。さらに2017年2月には櫻井とテレビ朝日の小川彩佳アナウンサー(33)の密会が報じられました。『セブン』では、嵐メンバーと交際した女性が、ファンから厳しいバッシングを受けたことで、“自分たちと交際する人は幸せになれない”とメンバーたちが考え、それが活動休止への流れを加速させたのではないか、としていました」(前出のスポーツ紙記者)

 さらに『女性セブン』では、昨年9月末に二宮が元SMAPの木村拓哉(46)の自宅を訪れたことを報じている。二宮が訪れた木村宅には、木村の妻・工藤静香(48)もいたようで、二宮が木村宅を訪問したワケなども詳しく報じている。

「『女性セブン』では、グループが分裂した形になったSMAPの二の舞にならないよう、活動休止会見に向けて嵐が2年近くにわたり、さまざまな準備をしてきたとも報じています。嵐の活動休止会見では質問が出なかった嵐とSMAPの関係にまで言及した、突っ込んだ記事です。相当面白いですよ」(前同)

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