■無断で顔写真、本名をネットにさらされる

 他に多かったトラブルは、写真の投稿についてだ。「無断で顔写真を掲載された」(39歳/男性/営業・販売)、「よく見ているツイッターに、不快になる動物や害虫の画像が上がっていた」(34歳/男性)、「写真写りの悪い写メをアップされた。だけど本人にはやめてと言えずにそのまま」(26歳/女性)、「近所の写真を載せたら、ネットの友達に場所を特定された」(26歳/男性/営業・販売)など、人物や場所の写真は個人情報の漏洩にもつながるので、他人の写真を勝手に投稿するのはもちろん、自分の写真も安易に上げると思わぬ問題を引き起こすかもしれない。

 特定の個人とのやり取りと、世界中に発信するSNSの使い分けをできていない人も多いようで、写真の他にも「勝手にSNSで個人名を出された」(39歳/男性/研究・開発)、「インスタの名前を本名とは変えているのに、コメントで本名を呼ばれた」(32歳/女性/主婦)、「誰でも見ることができるツイッターのリプで、誰にも知られたくない超個人的なことを思い出話として送ってきた」(37歳/女性)という被害にあった人もいた。

 他には、アカウントの乗っ取りや、詐欺業者と思われるアカウントからの友達登録、スパムツイートなども多いので、自衛のためにも自分のアカウントの管理や、怪しげなアカウントとのやりとりを控えるなどの注意も必要かもしれない。

 中には「元彼が連絡を取ってきた」(38歳/女性/主婦)という人や、「間違えて違う人にメッセージを送ってしまった」(31歳/女性/デザイン関係)、「不倫相手とのLINEを間違えて彼に送った」(23歳/女性/学生・フリーター)という、うっかりした失敗をする人たちもいた。

 芸能人のように炎上することはあまりないが、SNSには危険な面もあるということはよく理解しておいたほうがよさそうだ。

アンケートサイト「ボイスノート」調べ
http://www.voicenote.jp/

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