■Koki,は試練を乗り越えられるのか
そんな木村は、ちょうど2年前の『ViVi』6月号に登場してる。《伝説の国宝級イケメンが20年ぶりにViViに降臨!!》と、やや大げさにも思えるコピーで始まる特集に、ナイフでリンゴをむいて、ワイルドにほおばっている木村がいた。そのインタビューの中で、20代前後の読者に向けてアドバイスを求められていたのだが、
《野郎なら、無責任なことも言えるけど、女の子だからなぁ……思い切り笑って、思いっきり泣いて、思いっきり歯を食いしばって踏ん張っておくことかな》
続けて、
《脅かすつもりはないけど、今ぐらいパワーがあるときに、ちょっとした冒険とか、試練とか、葛藤とか、いろいろキツイことやしんどいことを経験しておくといいと思う(笑い)。
若いうちは、無理してでも背伸びしてでも、周りから“生意気だ”って言われようと(苦笑)、心と身体を存分に動かしておくべきだよね。最初は筋肉痛でガチガチになっても、あとで絶対力になる》
まるで1年後のデビューを控えたKoki,への、しかも批判にさらされることもわかっていたかのような的確なアドバイスだ。
「15、6歳でジャニーズに入所、SMAPの一員になるも歯を食いしばって踏ん張る時間が続いたキムタク。その後、自らチャンスをものにして国民的スターになるも、一方で同じくらい批判されてきた経験があります。Koki,の不釣り合いにも映る“背伸び”は、そんな父の“アドバイス”からくるものでは? ただ、チャンスをものにして“本物”になれるかは、これからの本人の努力次第ですが」(前出・芸能プロ関係者)
父の“アドバイス”は娘に伝わっているのだろうか。