河野景子
河野景子

平成が終わり、5月1日から新しい元号「令和」になった。そこで今回は、女子アナの平成の歴史を、改めて振り返る!

第1次・第2次女子アナブーム(1989-2000年)

■フジ3人娘の台頭

河野景子(元フジテレビ/88年入社)
八木亜希子(元フジテレビ/88年入社)
有賀さつき(元フジテレビ/88年入社)

 平成最初の女子アナブームは、1988年にフジテレビに入社した“花の3人娘”が発火点だった。

「それまでの女子アナといえば、番組アシスタントとして黒子に徹していたため、地味なイメージが拭えなかった。3人娘はルックス抜群でタレント性があり、すぐに脚光を浴びた。イメージビデオに出演したり、八木アナはCDデビューを果たしたりと、次々と女子アナの常識を覆していったんです」(女子アナウォッチャー)

■DORA結成で日テレアナブーム

米森麻美(元日本テレビ/89年入社)
藪本雅子(元日本テレビ/91年入社)
永井美奈子(元日本テレビ/88年入社)

 1993年、日本テレビ開局40周年企画として、永井美奈子アナ、藪本雅子アナ、米森麻美アナの3人で「DORA」を結成。このユニット名は、当時人気だった歌番組『夜も一生けんめい』に出演した際、レギュラーの美川憲一に名付けられたものだった。

「リリースしたシングルCDはそれほどの売上は記録できなかったものの、インパクトが大きく、その結果、日本テレビのほかの女子アナたちにも注目が集まった。貢献度はかなり大きい」(ベテラン局員)

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