城島茂(TOKIO)
城島茂(TOKIO)

 3月31日に放送された『ニノさん』(日本テレビ系)に、“塚ちゃん”こと、A.B.C-Zの塚田僚一が出演。昨年の年末時点の貯金残高が2501円と告白したことが話題になっていた。

 仮にもジャニーズからデビューしているグループのメンバーで、テレビにも出ている塚田が、なぜこんなにもお金がないのか。

 塚田によれば、周囲へのご祝儀や、後輩におごっていたところ金欠になったという。また、ジャニーズでは先輩から後輩へお年玉をあげる慣習があるのだが、年末年始にジャニーズJr.と舞台をやっていた塚田は、100人いたJr.全員に1万円のお年玉を渡したため、家賃が払えなくなったこともあり、テレビの収録で余った弁当を持ち帰り、冷凍して自宅で食べていたこともあったと語った。

 現役アイドルの“貧乏”エピソードに驚いた視聴者も多かったようだが、実は過去にこうした苦労話を語ったジャニーズタレントは多い。

 TOKIO城島茂と、2018年に未成年へのわいせつ事件を起こし、TOKIOを脱退、芸能界を引退した山口達也は、TOKIOとしてデビューする前は、アルバイトをしたり、食べるものにも困るという苦労をしていた。

 城島は、栄養失調になったこともあり、あまりに痩せていた城島を見た松岡昌宏の母親が、城島のためにと松岡にお米を持たせたという逸話もある。また、当時一人暮らしをしていた山口は、冷蔵庫が買えず、ボウルに氷を入れて飲み物を冷やしていたそうだ。

 昨年、芸能界を引退し、ジャニーズの子会社「ジャニーズアイランド」の社長としてJr.の育成に力を注いでいる滝沢秀明は、以前出演したバラエティ番組で、家族を養うためにジャニーズに入ったことを明かしていた。

 子どもの頃に両親が離婚し、母子家庭で育った滝沢は、お金がないので鉛筆や消しゴムも買えず、学校で拾ったものを使っていたという。そんな状況から抜け出すため、自ら芸能界入りを決断。13歳でジャニーズのオーディションを受け、デビューしたという。

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