牡蠣そば、フカヒレラーメン、亀山みそ焼きうどん! 凄すぎ「“元気ギンギン”麺」の画像
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 一気に暑くなってきた日本列島。そうなると食べたくなるのが麺類だ。コンビニに行くと、早くも売られている冷やし中華ほか、麺類がズラリ。売れに売れまくっているのだ。

 そこで今回、本誌は全国47都道府県のおいしいご当地麺の中でも特に“元気になる”麺を厳選。おいしくて、ギンギンになるのなら、まさに一石二鳥!

■B-1グランプリ優勝の「横手焼きそば」も

 まずは北海道の「牡蠣そば」から。カキといえば広島県産のシェアがダントツながら、北海道産も忘れてはいけない。「カキほど亜鉛が豊富に含まれている食べ物はありません。そして、その亜鉛に強精作用があることはご存じの通りです。しかも、そばがまたいい。うどんやラーメンなどの元になる小麦粉と違って、そば粉は栄養価の高い胚芽部分が取り除かれていないからです」と解説するのはB級グルメライターの田沢竜次氏。

 対して、宮城県の「“フカヒレラーメン”も負けていない」というのは、栄養学に詳しく、今回挙げたご当地麺の8割を現地で食べたという元警視庁刑事でジャーナリストの北芝健氏だ。「フカヒレは亜鉛に加え、血管などの維持に欠かせないコラーゲンも豊富。気仙沼でいただきましたが、フカヒレがどっさり乗っているのに2000円台の安さは本当に魅力的でした」

 お次は秋田県の「横手焼きそば」。「ご当地焼きそばの元祖。普通の焼きそばの麺はグニャグニャしていますが、これはコシがある。2009年には、B級ご当地グルメの祭典『B-1グランプリ』で多くのご当地ラーメンを抑え、堂々優勝しています」(前出の田沢氏)

 これに対し、愛知県の「台湾ラーメン」を推すのは、『俺の旅』編集長で、取材ついでに、ご当地グルメも食べまくっている生駒明氏だ。「名古屋駅構内にある『味仙』で食べたんです。ピリリとするからさが最高で、エネルギーが回復するような刺激を受けました」

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