■ミスターは現在リハビリ中
現在、都内の自宅で理学療法士を招いてリハビリに励んでいる長嶋氏。同じく都内にはマンションも所有しているが、「こちらはバリアフリー対応」(前出の関係者)だという。
「退院後、ミスターが快適な目黒のマンションではなく、段差の多い田園調布の自宅に暮らしているのは、“不便なほうがリハビリによい”と、ミスターが言ったからです。住み込みで身の回りの世話をするIさん夫妻、球団職員Tさんも、長嶋氏の不屈の気力に驚い
ています」(前同)
ただ、「体力の衰えで、リハビリできる時間は減った」(同)という。
「医師も球団も、長嶋氏に無理をさせない方針です。今後はリハビリの進捗や体調を観察しながら、徐々に公の場に登場する機会を増やしていくはずです」(同)
長嶋氏の最近の楽しみは、テレビで息子・一茂氏の活躍を眺めることだという。しかし2人は“絶縁状態”にあったはずだが……。
「株投資などに失敗した一茂が、その補てんにミスターの私物を収集家に売却するなどしていたことが発覚したんです。ミスターというより、次女の三奈ちゃんが激怒し、一茂を追い出したというのが本当。いくつかある長嶋家関連の会社も、今は三奈ちゃんが管理していますからね」(前同)
一茂氏のタレント転身を応援したのは、母の亜希子夫人(故人)だったという。
「ミスターはコネを使って一茂に便宜を図るのを嫌っていました。一茂をヤクルトから巨人に移籍させたのも亜希子さん。彼女はミスターに、“一茂を取らなかったら、あなたのご飯は一生作りません”と言って迫ったとか。タレント転身する際も、“我関せず”のミスターをよそに、芸能界の大物に頭を下げ、一茂に道を作ってあげたんです」(同)
いまやテレビ界で一、二を争う視聴率男の一茂氏。スターはスターを知る、ということか「オヤジの気持ちがやっと分かった」と漏らしているという。
「ミスターは一茂が“世間に認められてよかった”と相好を崩しています」(同)長嶋父子の“電撃和解”も近そうだ。
現在発売中の『週刊大衆』6月3日号では、このほかにも、大相撲の二大新星・貴景勝と炎鵬のスペシャルインタビューを掲載している。