■舞台『サザエさん』でカツオを演じる「荒牧慶彦」

 荒牧慶彦(29)は、中世的なビジュアルで人気で、2012年に若手俳優の登竜門『ミュージカル テニスの王子様』の甲斐裕次郎役で本格的にデビュー。大学卒業後のデビューであり、遅めのスタートではあったが、彼もまた今の2.5次元界を引っ張るキーマンである。

 代表作はミュージカル『薄桜鬼』シリーズの沖田総司役や、舞台『刀剣乱舞』シリーズの山姥切国広役、『あんさんぶるスターズ! オン・ステージ』シリーズの朔間凛月役、MANKAI STAGE『A3!』シリーズの月岡紬役など。人気作品の中でも特にファンの多いキャラを演じており、主役を演じることも多いのが特徴だ。

「ファンの間では、イベントでの対応が“とにかく神対応”と評判です。恋人さながらの距離の近さでチェキを撮ったり、2017年のバースデーイベントでは、3か月半をかけてファンのためにピアノを練習して演奏するなど、その人柄も人気の理由です。今後の活動としては、9月に藤原紀香(47)主演で上演される舞台『サザエさん』で、磯野カツオ役を演じることで話題を集めています。坊主頭になってしまうのかどうか、本人もツイッターで心配していましたが、坊主にはならないみたいですね」(前出の舞台関係者)

■ジュノンボーイ出身の「黒羽麻璃央」

 黒羽麻璃央(25)は、2010年に第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで準グランプリに輝きデビューした。

「俳優としては『ミュージカル テニスの王子様』の菊丸英二役でデビュー。2015年から演じているミュージカル『刀剣乱舞』シリーズの三日月宗近役で火がつき、人気俳優の仲間入りを果たしました。その人気は絶大で、刀剣男士・三日月宗近役として、2018年の『NHK紅白歌合戦』にも出場しているほど」(前同)

 黒羽は舞台だけでなく、映画『アヤメくんののんびり肉食日誌』やドラマ『男水!』(日本テレビ系)、『プリティが多すぎる』(日本テレビ系)、『広告会社、男子寮のおかずくん』(テレビ神奈川ほか)、他にもバラエティ番組のゲストなど、映像作品に多く出演しているのが特徴だ。

「そんな彼の魅力を語るキーワードは、なんといっても『左利き』と『背中』ですよ。黒羽くんは左利きなのにもかかわらず、『テニミュ』ではラケットを、『刀ミュ』では日本刀を利き手ではない右手で軽々と扱っていたこともあり、相当な努力家だということがうかがえます。また、背中がパックリと開いた衣装を着た写真をツイッターに投稿したことで、その美しい背中もファンの間で話題になったんです」(2.5次元舞台ファン)

 卓越した演技力だけでなく、イベントなどを通して、本人の人柄がかいま見えることもあり、ファンを増やしている2.5次元俳優たち。川栄も2.5次元俳優の魅力に“ガチ恋”して結婚を決めた!?

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