ロンブー淳、GACKT、松居一代…芸能人「仮想通貨トラブル」の闇の画像
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 もうブームも終わった感のある仮想通貨。それでも「確実に儲かる」と怪しげな業者が後を絶たない。過去にも芸能人を広告塔に巨額な資金を集めた事件は多く、最新の流行が仮想通貨というわけだ。

 仮想通貨界隈で目下、トラブルに巻き込まれているのがお笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳(45)だ。6月6日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が、田村のトラブルについて伝えている。

 同誌の記事では、田村が出演し、実際には放送されることはなかった“お蔵入り番組”が、問題が指摘されている業者の会員制サイトにアップロードされて、広告として使われていたと報じている。

「問題の番組は昨年2月にTOKYO MXで放送予定だった『超ビットミュージアム』。これは、田村と女性アシスタントが、仮想通貨事業を手掛ける松宮義仁代表取締役に仮想通貨について質問し、理解を深めていくという番組です。ところが、昨年1月末の放送直前になり『コインチェック』から巨額の仮想通貨が流出する事件が発生。番組は放送中止になってしまったんです」(スポーツ紙記者)

 同番組は、松宮氏が制作費を出し、外部の制作会社が制作し、完成版をMXが放映する「持ち込み番組」と見られると、『週刊文春』では報じている。

「完成版の番組を、松宮氏は自分がスポンサーなのをいいことに、勝手に自社サイトへアップロードして、松宮氏が運営する有料会員サイトへの集客に利用していたといいます。松宮氏自身“(動画を)流しただけで相当信用されますよね”とも語っていたと『週刊文春』でも報じられています。しかし、松宮氏は、2017年までに5年間で約3億3000万円の申告漏れが指摘されていたことが読売新聞夕刊で報じられ、有料会員サイトも有益な情報がないという相談も増えていたようです」(前出のスポーツ紙記者)

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