宮迫博之(雨上がり決死隊)
宮迫博之(雨上がり決死隊)

 所属事務所を通さない“闇営業”で振り込め詐欺グループの忘年会に出席し、事務所から無期限謹慎処分を受けた、お笑いコンビ・雨上がり決死隊宮迫博之(49)。

 雨上がり決死隊がメインMCを務める人気番組『アメトーーク!』(テレビ朝日系)が今後どうなるのかに注目が集まったが、7月2日、テレビ朝日の亀山慶二社長が定例記者会見で、『アメトーーク!』と『ロンドンハーツ』の継続を明言した。

「6月27日の『アメトーーク!』では、『ネタ書いてない芸人』が放送されましたが、宮迫さんの出演シーン、発言をも全カットしてオンエアされました。そのため、相方の蛍原徹さん(51)しか映らず、視聴者からも“『ホトトーーク!』になっている”というコメントが多数投稿され、波紋を呼びましたね」(制作会社関係者)

 7月4日放送の「パクりたい―1グランプリ」も、前週と同様、宮迫の出演シーンを全編カットしてオンエアされた。

 そんな窮地の宮迫について、多くの芸人が意見を発している。6月30日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、ダウンタウン松本人志(55)が宮迫について言及。

 松本は、数週間前に宮迫と電話で話したといい、「(ノーギャラの主張は)無理やでって。世間がそれを誰も信じない。そこで嘘ついたら何もかも嘘やと思われるよ、と言いました。彼も“ハイハイ”と言ってたんですけど、どこか芯では分かってなかったのかな」と自身の真意が宮迫に伝わらなかった無念さを語った。

「また、同日の『ワイドナショー』で松本さんは“もうあいつはクビでいいと思うんです。クビでいいんです”と、宮迫さんにクビを勧告しましたが、その後に“来年、NSC受けたらいい。息子とやったらいい”とつけ加えて笑いを誘いました。本気でクビでいいとは思っていないでしょうね。

 さらに7月7日の『ワイドナショー』では、“先輩にまず最初に、お金はもらってないと言われたら、後輩たちはもらってましたと言えない状況が作られてしまった”と、宮迫さんやロンドンブーツ1号2号の田村亮さんが(47)最初にお金をもらっていないと言ったため、後輩たちもそれに従うしかなかったと断じ、“宮迫と亮以外の芸人の処分は分けてもいいのではないか”と発言しました。

 そして、“そもそも謹慎の意味はどうなのかな。舞台とかの仕事を続けながら、そのお金をどこかに寄付するのもボランティアだから。そういうやり方は無理なのかな”と、厳しい正論を語りつつも、松本さんは他の解決策を示しましたね」(前出の制作会社関係者)

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