■お飾り社長の滝沢がジャニーズ本体の社長に!?
「土地などの不動産は生前に、姉のメリー喜多川副社長の娘で、ジャニー氏の姪にあたる藤島ジュリー景子副社長が引き継いだとも言われていますね。ジュリー副社長は次期社長就任が確実と言われていますからね。
それ以外の資産についてですが、法律的に考えると、一番近い肉親のメリー副社長が最も多くの分配を得ることになります。その次にはジュリー副社長でしょうね。しかし、ジャニー氏が遺言書に、親類以外の誰かに相続させると遺している可能性もあります。
『スポニチアネックス』などの報道にもあるように、ジャニー氏はアメリカ生まれでアメリカ人的な感覚を持っていたこともあり、資産については細かく遺言書に残しているのではないでしょうか。ジャニー氏が病院に搬送された際に、一番最初に駆けつけたのは滝沢秀明(37)とされています。ジャニー氏が最も信頼を置いていたのが彼であることは間違いない。彼に多少なりとも遺産を分配する可能性は、十分考えられます」(前出の芸能プロ関係者)
昨年いっぱいで芸能界を引退し、「ジャニーズアイランド」の社長に就任した滝沢。ジャニーズアイランドの発行済株式の総数200株のうち、滝沢は1株も持っていない、いわゆる“お飾り社長”だと言われてきた。
「株を所有していない滝沢ですが、“ジャニーさんが引退するとき、ジャニーさんが全体の60%持つとされるジャニーズ事務所本体の株を滝沢に譲って、彼がジャニーズの新社長になるのでは?”といった話もジャニーズ周辺からは聞こえてきていました。
もしかすると本当に、ジャニー氏が遺言書に滝沢にジャニーズアイランド、そしてジャニーズ事務所本体の株を相続させると記載しているかもしれませんよね。もしそうであれば、ジュリー社長体制の後には、正式に滝沢がジャニーズ本体の社長として権勢を振るうことになるのですが……」(前同)
芸能界引退からわずか半年足らずながら、滝沢は早くもジャニーズ帝国再建のキーマンとなりそうだ。