■タイプ別指南「財力がある」「無い」

1)データ派・直感派
2)1台をずっと打つ派・フットワーク派
3)ハイリスクハイリターン派・ローリスクローリターン派
4)財力がある・無い
5)平日派・休日派
6)短時間派・長時間派
7)郊外・都会
8)辛抱強い・飽きやすい

 数回にわたりお送りしているタイプ別の指南。今回は(4)「財力がある」「無い」。項目中、もっとも切実なヤツ、行きます!

■「財力がある人」は一見、安泰のはずが……

 財力に関しては、事情が複雑なため、さらに下の2タイプに分けましょう。

●タイプ1「財源が余剰金の人」

 財力がある人といっても、一概にお金持ちというわけではなく、なけなしの金でも全ツッパする人は軍資金が大きいので、自宅通学でアルバイトをしている学生や、趣味にお金をつぎ込む独身族などもこれに該当します。他にも、夫婦共働きで、財布はそれぞれ別という家庭に関しても、互いが自由に使えるお金をタンマリ持っているはずなので、このタイプです。

 こちらのタイプは、資金に余裕があるので、打つ台も『1パチ』『5スロ』から、『4円パチンコのハイミドル機』『スロットの爆裂5号機』まで、より取り見取り。

●タイプ2「財源が借金の人」

 借金をして、財布に万札をバンバン入れている人も、財力があるといえます。でも、ギャンブルにこういう付き合い方をしている人って、苦戦した揚げ句、しまいにゃスッカラカンになります。それもそのはず、パチンコスロットで儲けても、店とクレジット会社、二重に控除されているのですからプラスに向かうわけがありません。

 このタイプの方は、打つ台は『0.1円パチンコ』や『2円スロット』など、極限までレートを抑えた台にして、時にはパチンコアプリや動画を眺めるだけに留めて気を紛らわす程度なども選択肢に、身の丈に合ったお金の使い方をしましょう。

■「財力がない人」も2タイプでアドバイス

 財力が無い人も、やはり二つに分けましょう。

●タイプ1「財源が余剰金の人」

 少ない余剰金でうまく遊んでいるファンは大勢います。というか、大多数がこのたぐいの方じゃないでしょうか。こうした方にオススメは、前回の当欄で推奨した「ローリスク・ローリターン派」の、「わらしべ長者」の法則。大バクチに出るまでのタネ銭作りに甘デジを利用して、貯まったらハイミドル台に行き、ひとしきり終えたらまた甘デジに戻るという立ち回りです。これぞ趣味パチ、といった感じに、たしなむことができると思います。

 オススメ台は『海系の甘デジ』や、パチスロ『ジャグラー』から始めて、そこが居心地いいようならそのまま定住。バクチ度を上げたければ浮き分が出たときだけその浮きを使って遊ぶというルーチンです。

●タイプ2「財源が借金の人」

 財力が無いのに、借金をしているなんて人も、悲しいかな居ますよね。これは依存症レベルで対策が必要な方です。ホールに貼られている注意書きの「依存症」というのは、誰のことを指しているのかいまいちウヤムヤですが、この場を借りて断言します。依存症の人というのはここに当てはまる人たちです。

 パチンコ依存症というのは、パチンコにさえ出会わなければ、それ以外は「普通の人」なのです。店のポスター等にある相談先に連絡してください。

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