■芸能プロによるジャニーズタレント争奪戦が勃発!?

 一方で、今回の公取委の調査が入ったことで、ジャニーズ事務所所属のタレントの退所が続出するのでは、という話も出ているという。

「テレビ局も今回の公取委の調査を受けて、ジャニーズ事務所への忖度もしづらくなりますから、『新しい地図』の3人が地上波のテレビ番組に出演する機会も増えていくことでしょうね。

 そうなるとつまり、事務所からの“圧力”やテレビ局の“忖度”がなくなるわけですから、現在ジャニーズ事務所に不満を持っているタレントたちが、“ジャニーズ事務所を辞めて、他事務所に行ってもテレビで活動できる”と、事務所から続々と退所すると業界関係者の間ではささやかれているんです。今回の公取委の話を経て、事務所を辞めたあとの圧力やテレビ局の忖度が発覚したら、ジャニーズ事務所はえらいことになりますからね。

 今回の件を受けて、一部の芸能プロダクションが、水面下で、すでにジャニーズタレントに接触した、という話も聞こえてきています。ただ、ジャニー喜多川氏が亡くなり、ジャニー氏が夢見た東京五輪まではタレントたちは喪に服すことになるでしょう。また、の活動休止までは事務所退所といった大きな騒ぎは起こさない可能性が高い。ただ、水面下ではジャニーズタレントと芸能プロダクションとの下交渉や争奪戦が起こることは間違いない。2021年になった瞬間に、ジャニーズタレントがなだれをうって退所するということは十分考えられます」(芸能プロ関係者)

 ジャニー氏の逝去、国民的グループ・嵐の活動休止とともにジャニーズ帝国は崩壊していくことになるのだろうか――。

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