■イケメンは斎藤工だけじゃない!

 これに加えて、昨年『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)で好演した林遣都(28)、三浦友和(67)と山口百恵(60)の息子というサラブレッド俳優、三浦貴大(33)と、個性豊かなイケメンがそろう。前述したように、第一部はオリンピック初出場がテーマだったので、大日本体育協会会長の嘉納治五郎を演じる役所広司(63)らによる、「オジさんたちの奮闘物語」だった。

 しかし第二部はどうだろう。阿部サダヲ演じる田畑が主人公ではあるものの、一気にイケメン大河と化した。キャスティングを見ただけで、ドラマが別モノになったことがお分かりいただけるだろう。

 イケメン俳優が続々と登場することで、『いだてん』は今後、主婦層から熱い視線を浴びるドラマとなることは確実。特に注目は、斎藤工が演じる高石だ。高石はイケメン人気選手では終わらず、1964年東京オリンピックの水泳日本代表の監督を務めている。そのため、斎藤工の出演期間も長くなるはずだ。

 そのセクシーさが人気の斎藤だが、昨年は映画『去年の冬、きみと別れ』で闇の深いカメラマン役を演じ、今年は『麻雀放浪記2020』でハードボイルドな主人公を熱演するなど、年々、演技の幅も広がり役者として圧倒的な存在感を見せつけている。円熟期を迎えた俳優、斎藤工が水泳界のヒーロー高石勝男をどう演じるか、これは大きな見どころとなるだろう。斎藤らイケメンたちの存在は、『いだてん』逆襲のためのカギとなる!(ドラマライター・半澤則吉)

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