■視聴率急上昇の『ワイドナショー』&『スッキリ』
「今回の騒動を受け、関係者だけでなく多くの視聴者が『ワイドナショー』と『スッキリ』を注視しています。6月30日に放送された『ワイドナショー』では、闇営業問題について松本が何を言うのかに注目が集まり、平均視聴率10.0%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録しました。
同番組の視聴率が二桁を超えるのは、2017年4月9日以来。ここ数年、不振が続くフジテレビでは、視聴率が10%を超えると番組を表彰する慣例なんですが、松本さんの所属事務所の不祥事ネタですから、表彰なんてできない(笑)。7月21日の緊急生放送は16.7%と、番組最高視聴率を記録しましたが、こちらも素直に喜べず、同じく表彰もなしでしょうね」(民放キー局ディレクター)
さらに『スッキリ』の視聴率も爆上がりだという。
「7月22日、宮迫さんと亮さんの会見を受け、加藤さんが何を発言するのかに注目が集まったこともあり、この日の平均視聴率は10.4%。さらに会社側の会見の翌日となる23日の視聴率は12.0%を記録。これまで絶対に勝てないと言われてきた同時間帯の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)を上回ったんです。
ただ、これも『ワイドナショー』の緊急生放送と同様、加藤さんの男気発言と狂犬的行動からの“特需”によるもの。この数字が続くことは絶対にありません。ましてや加藤さんはもしかしたら本当に、事務所を辞めてしまうかもしれない。そうなると『スッキリ』をそのまま続けることはできないでしょうから、現場は戦々恐々としていますよ」(前出の民放キー局ディレクター)
今後も『ワイドナショー』と『スッキリ』は注目を集めそうだが、現場スタッフは眠れない夜が続くかも!?