■東京ドームは“SMAPの聖地”

 7月17日には、ジャニーズ事務所から独立した『新しい地図』の3人を出演させないよう、テレビ局に圧力をかけたという疑いで公正取引委員会が、ジャニーズ事務所を注意していたと報じられた。

 さらに7月25日発売の『女性セブン』(小学館)では、公取委が今回ジャニーズ事務所への調査や注意に踏み切った背景には、来年の東京五輪でSMAPを再集結させたいという、五輪サイドの思惑も働いているのでは、とも報じている。

「もともとSMAPは『パラリンピックサポートセンター』の公式応援サポーターに任命されていました。グループ解散後も『新しい地図』の3人はそのままサポーターを務めていますが、五輪運営側としてはSMAPの再集結、そしてSMAPの代表曲『世界に一つだけの花』を五輪で大々的に使用したいと考えているとも聞こえてきています。大々的に使用したいというのは、単に曲を流すだけでなく、SMAPの5人が歌う『世界に一つだけの花』のVTRを演出に使用する、さらにいえば“世紀の祭典のため特別に”ということで、5人が事務所の垣根を飛び越え、生で歌を披露するというプランではないでしょうか。

『世界に一つだけの花』の件、そして公取委の注意もあってか、ジャニーズ事務所と『新しい地図』の所属事務所『CULEN』は、水面下で交渉を進めているともささやかれています。両者はすでに、ジャニー氏のお別れ会に向けて準備を進めているのかもしれません」(テレビ局関係者)

 5月2日、『ナインティナイン岡村隆史オールナイトニッポン』(ニッポン放送)に出演した中居正広(46)は、「東京ドームの誕生とSMAPの誕生は一緒です」と、東京ドームとSMAPが、ともに1988年に生まれたと発言。2011年のSMAPのデビュー20周年のファンイベントも行われるなど、“SMAPの聖地”としても知られる東京ドーム。

 SMAPの5人の再集結の場として、これ以上ない舞台となりそうな9月4日の東京ドーム。なにより、ジャニー氏が心から喜んでくれるのではないだろうか。

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