「食べていい米」「ダメな米」ヘルシーブームの落とし穴
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 日本人の主食である「お米」。近年は、食感や風味も多種多様。数十種類の品種が取りそろえられている。さらには、とがずにそのまま炊ける無洗米や、ヘルシー志向の強い人向きには玄米なども人気だ。ただ、「米なんて、どれでも同じ」と思うなかれ。「食べてよい米」と、「なるべく食べないほうがよい米」があるという。

 注意したほうがいいのが玄米。健康ブームによって一気に食卓へと普及したが、実は玄米には発がん性のある無機ヒ素が白米の約3倍含まれているという。米流通評論家の常本泰志氏は、このように話す。「玄米は抗がん作用のある成分も多く含んでいますので、一概に危険だ、とは言えないと思います。ただ、スウェーデンなどでは、乳幼児には玄米はおろか米を食べさせないように指導されているのも事実です」

 外食する際にも、注意すべき点がある。「海外で使用されている農薬には、その危険性から輸入時に規制がかけられているものもあるんですが、外食チェーンの中には、そうした輸入米を使用している店も少なくありません。さらに、日本では厚生労働省の規制緩和が進んでおり、現在は使用できる農薬とされているケースもあるので要注意です」(同)

 また、海外からの輸入米には、こんな危険性も。「輸入通関時に虫やカビが見つかれば受け取れないため、防虫剤や防カビ剤が使用されているんです。現状、お米の輸入は大半が“精白米”のため、現地の農薬、輸送時の防カビ剤などがかかったものが、そのままご飯として提供されることもあるわけです」(同)

 国産米のほうが、安全性は高そうだ。「コンビニおにぎりやお弁当は、国産米使用をうたっていますから、その点では安心して食べられるはずです」(フードライター)

 頻繁に口にする外食メニューや弁当がある場合は、念のため米の産地に注目したほうがよさそうだ。

 最後に、おいしいお米を食べる方法を紹介しよう。「白米についても、今は精米を大規模に一度に行うため、細かい精米技術に限界がある。削りすぎのお米も多く、水っぽくなるんです。精米上手なお米屋さんで、2週間分など少量ずつ買うのが、一番おいしいお米を手に入れる方法ですね」(前出の常本氏)

 毎日、口にする食材だからこそ、正しい知識を身につけておこう。

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