ゴミは宝の山? 不用品で「小遣い稼ぎ」大作戦の画像
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 シニア世代ならば、過ごしてきた人生とともに、周辺にモノがあふれているのは必然。ただ、“もう何年も片づけできていない”なんて人も、実は多いのではないだろうか。「シニア世代の住まいは“ゴミ屋敷”予備軍。年を重ねると気力も体力も衰え、家の整理もままならなくなります。元気なうちに身辺整理するのがお勧めです」(生活情報誌ライター)

 悲惨な環境での老後を迎える前に、要る物、要らない物をきちんと仕分け、生活をリセットするのも大事なことなのだ。

 とはいえ、そのまま「捨てる」のはもったいない。最近は、不用品をネットで販売する人も増えている。「服や本、雑貨はもちろん、中には“えっ、こんなものまで!?”なんて品物もある。自分にとってはゴミ同然でも、十分お金になる可能性があるんです」(前同)

 家の不用品を整理し、それで小遣い稼ぎまでできるならば、一挙両得。それでは、具体的にどうすれば、どこに売ればいいのか。「今はリサイクルショップが大人気。全国各地に店舗があるので、そこに持ち込むのが一番お手軽です。出張買い取りのサービスをしている店舗も多いので、活用してみては」(同)

 その代表格が、リサイクルショップ『出張買取24時』。こちらは、全国を対象に、宅配便を利用した買い取りも行っている。運営する『NORTH VILLAGE』の松井次郎さんは、こう語る。「不用品は高く買い取りできないものがほとんどです。ただ、中には“お宝”が混ざっている場合があります。特定の品物であれば、専門店に持ち込むことで、さらに高額で買い取ってもらえる可能性もありますね」

 そこで、取り扱い専門店に持ち込むことで、“お宝”に化けそうなアイテムをまとめてみた。目を引くのは、懐かしの「レコード」。意外にも近年は、CDよりも圧倒的にレコードの人気が高まっているのだという。国内最大級のレコード買取り専門店『セタガヤレコードセンター』の担当者に話を聞いてみると、「今は、“和物”といわれる日本のレコードが世界的に人気です。特に、70年代の細野晴臣や山下達郎などのシティポップですね。買い取りなら、軽く数千円の値がつきます」

 さらには、カセットテープまで売買されているというから驚きだ。「歌謡曲やロックなどの音楽カセットが中心ですが、いわゆる“生テープ”も売買の対象。未使用のメタルやクロームテープには、思わぬ値段がつくこともあります」(中古業者)

 あとは、マンガの単行本。大量のマンガを安値で買い叩かれた経験のある人も少なくないかもしれない。実は、これも専門店に持ち込むのが得策なのだ。マンガをはじめとしたコレクターズアイテムを扱う『まんだらけ』コンプレックス店の竹下典宏店長は、買い取り事情をこう語る。「全巻セットは、高額で売れます。あとは長期連載作品。たとえば『ビー・バップ・ハイスクール』の場合、最終巻に近いほど発行部数が少ない。まんだらけでは、最終48巻に4000円の値段をつけています」

 マンガ同様、セクシー系写真集も要チェックだ。「チェーン店で値がつかないような本でも、古書店や専門店なら高値がつくケースもある」(書店関係者)

 ちなみに、それぞれの品目の専門店は、ネットで検索すれば簡単に探すことができる。近隣にない場合は、郵送での買い取りをしてくれる店も多数ある。この夏、自宅に眠る不用品を売り、そのお金でうまいお酒を飲んでみては?

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