■櫻井は報道、二宮は俳優業をメインに?

 櫻井翔(37)は、報道キャスターとして本格始動するとささやかれている。

 7月24日にNHKで放送された『2020 スタジアム 東京2020オリンピック開幕1年前スペシャル』では、櫻井がスイス・ジュネーブまで飛び、IOCのバッハ会長に流暢な英語で取材する様子が放送された。

 櫻井の英語について、ネット上でも「櫻井くん海外行ったときは普通に英語で会話してるんだろうな」「オリンピックの本部で会長さんとサシでインタビューできるなんて、これまたさすが!!」など、アイドルらしからぬ英語力とインタビューの真剣な姿勢に賞賛の声が相次いでいる。

「すでに『news zero』(日本テレビ系)ではキャスターとして長年活躍していますし、何より櫻井は慶応大学経済学部出身で、父親は総務省の元トップ官僚で政治への関心も高い。

 7月21日に投開票された参議院選挙の開票速報特番では、有働由美子(50)と櫻井がMCを務めた日本テレビの『NNN参院選特別番組zero選挙』が10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でトップを記録。嵐の活動休止後は硬派な報道キャスターとしての仕事も増えそうですね」(民放キー局ディレクター)

 二宮和也(36)は俳優として活動の幅を広げていくとみられている。

 以前から俳優としての評価が高い二宮。2006年公開の映画『硫黄島からの手紙』で、すでにハリウッドデビューも果たしており、国内外問わず著名な演出家や監督、脚本家からも高い評価を得ている。

 2003年公開の映画『青の炎』で殺人犯を演じた二宮を、脚本・監督を務めた蜷川幸雄氏(故人)は、「あの世代の演技者としては世界レベルで見ても、十分通用すると思う。あの若さで、あんな繊細な演技ができるなんて。初めて会って、5~6分話しただけで、二宮くんと心中しよう、と決めたくらい」と絶賛。

 映画『大奥』やドラマ『流星の絆』(TBS系)で、二宮と一緒になった監督・演出家の金子文紀氏は「天才。国宝と言ってもいい」と、二宮を手放しで褒めちぎっている。

「昨夏に公開された映画『検察側の罪人』で、木村拓哉と二宮は、共演をきっかけに急速に仲を深めており、仕事の相談にも多くのってもらっているといいます。今後はSMAP解散後の木村のように俳優業をメインに、ドラマや映画での活躍を広げていくのではないでしょうか。

 また、かねてより交際していた元フリーアナウンサーの伊藤綾子(38)と結婚したいと、周囲に漏らしていた二宮ですから、活動休止直後に入籍することも考えられます」(映画制作会社関係者)

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