■一番上手く立ち回ったのはロンブー淳

「『ミヤネ屋』でいうと、今回の闇営業騒動について、島田紳助氏(63)のコメントを紹介していました。また、『羽鳥慎一モーニングショー』でも、“カメラを回さないこと”を条件に紳助氏は取材に応えましたが、逆に紳助氏を取材すること、画面に出すことがNGの局もあるそうですね」(芸能レポーター)

「そうそう。紳助氏は反社会的勢力とのつながりが指摘されて、2011年に芸能界を引退しています。すでに引退して一般人になっていることもありますが、テレビ局によっては紳助氏に取材をするな、というお達しが出ているところもあります。いわゆるコンプライアンス面での理由だそうですよ……」(ワイドショーディレクター)

「今回の闇営業絡みの騒動で、一番上手に立ち回ったのは、亮の相方の田村淳(45)ですよね」(ワイドショープロデューサー)

「確かに」(ワイドショーディレクター)

「亮の相方ということで、淳がどんな発言をするのか注目を集めましたが、完璧に沈黙を貫き、取材に一切答えてこなかったんですよね。7月24日に更新したツイッターでも、“僕の自宅に『直』で取材に来てる人たちへ…僕への取材は『直』ではなく、事務所を通してもらえないでしょうか? 僕がいない自宅のインターフォンを30回も連続で鳴らされてしまうと家族も恐怖を感じます。まだ娘も小さいので、よろしくお願い致します”と投稿し、世間も淳の味方になりました。まあ、これはマスコミの過熱した取材攻勢がもちろん良くないんですけど」(ワイドショープロデューサー)

「それで、ようやくコメントを出したのは8月1日の記者会見。この会見は淳が6月に設立した新会社についての会見ということでしたから、だいぶ前から会見をやること自体は決まっていた。宣伝会社からは、“こういう状況なので会見はやめますか?”という話も出たようですが、淳の意向で実施することになったんですよね」(芸能レポーター)

「当然、記者からの質問は相方の亮や所属事務所に関することばかり。それでも時々、笑いを挟みつつ受け答えし、淳の発言は即日、ワイドショーやネットニュースで爆発的に拡散。淳の新会社にも一気に注目が集まり、かなりの宣伝効果があっただろうね」(ワイドショーディレクター)

「上手ですよねー。これだけマスコミの注意が闇営業問題にいっていますからね。それにしても、この芸人の闇営業騒動で胸をなでおろしていたのはジャニーズ事務所の関係者でしたよ(笑)」(芸能レポーター)

 闇営業問題でジャニーズが胸をなでおろすワケとは? 次回はジャニーズについて、3人に熱く語ってもらう。

あわせて読む:
・ロンブー淳「残留宣言」に拍子抜け? 裏でささやかれる「スキャンダル」
・ロンブー淳、闇営業謹慎の亮に「激怒」も非難殺到の理由

  1. 1
  2. 2