■肝心のタピオカは?

「三茶ヤ」の「焦がしラテ」

 会場内では一番人気だった、三軒茶屋に店舗を構える「三茶ヤ」の「焦がしラテ」(690円)。焦がした黒糖に濃厚なチーズフォーム、ミルク、黒糖が層になっており、黒糖も甘みは強め。タピオカはあったか弾力系で、粒大きめ、量多め。まずは混ぜずに飲んでみて。

三茶ヤ」の「抹茶ラテ」

 同じく「三茶ヤ」の「抹茶ラテ」(Mサイズ600円)。タピオカは同じく弾力系で、抹茶ラテの甘さは控えめ。甘いのが苦手な人にも飲みやすいドリンク。

「シェイシェイパール(謝謝珍珠)」の「極 黒糖牛乳」

「シェイシェイパール(謝謝珍珠)」の「極 黒糖牛乳」(540円)。コーヒーのような苦味のある黒糖。ミルクとのバランスが良く、甘すぎる黒糖が苦手な人におすすめ。タピオカの粒は小さめで、かみ切れる系。量はやや少なめ。ドリンクの量が多く、コストパフォーマンスは一番。

「タイガーティー(虎一茶)」の「ほうじ茶ミルクティー」

 9月16日に初台にオープン予定の「タイガーティー(虎一茶)」の「ほうじ茶ミルクティー」(Mサイズ570円プラス生タピオカトッピング80円)。容器のビンがおしゃれ。4店舗中唯一タピオカの芯が残っており安定していなかったのは残念……。粒小さめ量少なめ。黒糖タピだが、黒糖の味は抑えめ。

「LAB LAP」の「さっぱりレモネード」

 8月中旬に六本木にオープンする「LAB LAP」の「さっぱりレモネード」(Mサイズ600円)。「おいしい!」とつい声をあげてしまった。タピオカの粒は小さめ、量少なめでかみ切れる系。ドリンクはレモンの爽やかな風味が強く、爽やかで見た目もかわいい。

 4店舗と小規模ながら、これから流行りそうなタピオカをしっかり押さえているという印象。

 初日となったこの日はマスコミやYouTuberも多く集まっており、各所で盛り上がりが見られた。すでにネットではタピオカランドについて「映える写真撮れた!」「タピオカランド気になる」などと話題が集まっている。

 一方で、SNSには「内装が文化祭レベル」「過去のイベントのフォトブースの使い回し」「水分売ってるのにトイレ無し 入場料1000円超で再入場不可」「よくもまぁ4店舗でタピオカランドと言ったものだ……」といった辛辣なコメントが多数書き込まれた。そのため、施設を運営する企業がイベント主催者側に「業務改善」を求めていたことも明らかになった。

 8月16日には再入場が可能となったということだが、その他の点も改善が求められる。どちらにせよ、この夏一番“気になる”場所になっていくことが予想される。「東京タピオカランド」は9月16日までの開催だ。

■東京タピオカランド
【営業時間】8月は10:00〜19:00、9月は13:00〜19:00/土日祝10:00〜19:00
【場所】東京都渋谷区神宮前6−35−6(原宿駅から徒歩2分)

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