■歴代多人数グループのメンバーは一般男性率高し
アイドル戦国時代から10数年でチャンスが拡大!

 元AKB48の渡邊志穂、菊地あやか、小森美果、今井優、宇佐美友紀、佐藤夏希、瓜屋茜、佐藤亜美菜、篠田麻里子高橋みなみ、元SKE48の小木曽汐莉、佐藤実絵子、中西優香、古川愛李、藤本美月、木下有希子、加藤るみ、元NMB48の松田栞、村上文香、須藤凜々花、HKT48の岡田栞奈は、いずれもなんらかの形で結婚したことが発表されている。元乃木坂46の畠中清羅もしかりだ。

 そして、その相手は“一般男性”とされているか、一切の情報がリリースされていないかのどちらか。そのなかには、実業家、テレビ局員、芸能プロ関係者なども含まれているようだ。だが、これだけ数がいる上に、すでに芸能界を離れたメンバーも少なくないことを考えると、“ガチな一般男性”もそれなりに含まれているのは確実。2000年代後半以降のグループアイドルブームでアイドルの数が急増した分、一気にチャンスが広がったということなのだろう。元ももいろクローバーの早見あかりの結婚相手も会社員の男性だ(18年)。

 80年代の元祖多人数アイドルグループであるおニャン子クラブは、卒業後に芸能界に残らなかったメンバーが多い。そのため、芸能界以外で出会った相手と結婚した確率も高い。つまり世の中には、“元おニャン子と結婚した男”という、秋元康、木村拓哉らと同様の称号を持つ“ガチ一般男性”が一定数存在するということになる。

 一方、おニャン子卒業後に芸能界で華々しい活躍をした国生さゆり(会員番号8番)は、某ミュージシャンとの不倫交際の報道もあったが、2000年に中学時代の同級生だった男性と婚姻関係を結んでいる。当初は、相手の地元である鹿児島県に住んでいた(その後、離婚)。

 桜っ子クラブさくら組の一員で、90年代を代表するグラビアアイドルの一人でもある井上晴美は、カナダ留学中に知り合ったメキシコ人男性と05年に結婚した。以後、彼女は芸能活動を続けつつ、家族とともに郷里の熊本(当初は長野)で、畑で作物を育てながらのネイチャー生活を始めている(熊本地震の被災者となったことで現在は中断している模様)。

 今から約20年前に、モーニング娘。に黄金時代をもたらした3期メンバーの後藤真希は、アイドルとして多忙な時期であっても出身地である東京都江戸川区に住んでいた。地元愛が強かったのだ。そして、地元つながりで以前より顔見知りだった3歳年下の“ガチ一般男性”と14年に結婚している。なお、彼女は最近、不倫交際が発覚したが、その相手も地元の派遣社員だとか。
 元ハロプロ勢では、現在は地元の新潟で活動する元メロン記念日の斉藤瞳が、高校の同級生と結婚生活をおくっている。また、元美勇伝の三好絵梨香は地元の北海道でタレント活動をしているが、そこで“ガチ一般男性”と結婚したようだ。

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