長瀬智也(TOKIO)
長瀬智也(TOKIO)

 8月22日の『東京スポーツ』が、ジャニーズの人気グループ・TOKIOが解散秒読み段階にあると一面で報じ、大きな波紋が広がっている。

 TOKIOは、昨年4月に山口達也(47)が不祥事を起こし、グループを脱退してジャニーズ事務所を退所。その際、長瀬智也(40)は「代わりのベーシストを入れてまでTOKIOを続けるつもりはない」と言っていた。

 しかし、長瀬自身が最も大切にしてきた音楽活動ができない現状、また、恩人であるジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏が亡くなったことで、踏ん張る理由を見失っていると『東京スポーツ』では伝えている。

 8月6日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)でも、長瀬が音楽活動ができないことに不満で事務所からの退所も辞さない覚悟だと報じ、さらに、TOKIOが間もなく活動休止に入るとしている。

『週刊女性』の記事では、長瀬は音楽活動以外にも俳優としての道を模索していて、周囲には「俳優の仕事もやりたい」と漏らしているという。

「長瀬は、演じたい役柄にもこだわりを持っていて、昨年公開された映画『空飛ぶタイヤ』のようなシリアスな作品で演じたいといいますね」(芸能プロ関係者)

『空飛ぶタイヤ』は、ドラマ『半沢直樹』(TBS系)でも知られる、池井戸潤のベストセラー小説が原作。

「同作で長瀬は、トラックの脱輪事故による死亡事故を起こしてしまった運送業者社長を演じました。これまでのようなエネルギッシュなキャラクターではなく、悲しみと怒りに苦悩する渋い表情がワンショットで映される場面が印象的な作品でした。映画『空飛ぶタイヤ』での長瀬の演技は、関係者からの評価も高く、昨年の日本アカデミー賞では“主演男優賞間違いなし”とまで言われていました」(前出の芸能プロ関係者)

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