■『0円食堂』を思い起こさせる“完全自炊生活”

「また、山口は寺に行く以外は週1回、スーパーで食材を買って、『COOKPAD(クックパッド)』を見て、食べたいメニューを作っていると話していますが、『鉄腕ダッシュ』では、廃棄する予定の食材を集めて料理を作る『0円食堂』や、福島県内の休耕地を再生して小麦を栽培するところから始めた『世界一うまいラーメンつくれるか』といった、料理企画もたくさんありました。今、山口はあらためて『DASH村』にいたとき、『鉄腕ダッシュ』に出演していたときのように“完全自炊”しているんですよ」(別の制作会社関係者)

 山口は掃除も洗濯も自分でやっていると語り、さらに筋トレも行っているという。

「事件後、アルコール依存症や躁鬱病の疑いがあると報じられ、退所直後から治療のために入院していた山口ですが、日常的に筋トレができるほどに回復しているようです。ただ、山口いわく“自宅では理想の筋トレの2割しかできていない”とか。

 山口といえば、サーフィンを趣味にし、TOKIOの中でも肉体派として知られていました。『鉄腕ダッシュ』では常に力仕事をしていましたから、自然と筋肉もついたでしょうが、現在は筋トレが必須のようですね。ぜひとも『鉄腕ダッシュ』で見せてくれた肉体美をあらためて見たいものです」(前出の制作会社関係者)

 インタビューでは「いつの日か、もう一度人前に出たい」「やっぱり人に何かを訴えかける仕事がしたい。それは芸能界には限りません」とも明かしている。一方で、TOKIOへの復帰は否定しており、「芸能界に私の居場所はない」とも話している。

「山口も重々分かっていると思いますが、やはり芸能界復帰は極めて難しいでしょう。ただ、『鉄腕ダッシュ』の熱心な視聴者には、山口の復帰を望んでいる人が少なからずいるでしょうね。そして現在も山口は『鉄腕ダッシュ』を彷彿とさせる生活を送っている。

 となれば、『鉄腕ダッシュ』こそ山口の居場所ではないでしょうか。画面に姿は映らずとも『DASH島』の島民、さらには復活を目指す『DASH村』の村民として、番組を支える存在になる、そんなかたちでの“復帰”なら、もしかしたら可能性が……」(前同)

『鉄腕ダッシュ』が続く限り、TOKIOの解散はないとも言われている。TOKIOをつなぎとめる番組『鉄腕ダッシュ』で活躍する、山口の姿を再び見られる日は来るのだろうか――。

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