近藤真彦
近藤真彦

 7月9日にくも膜下出血のため亡くなった、ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏の「お別れの会」が9月4日、東京ドームにて行われた。

 午前11時からの「関係者の部」にはジャニーズ事務所所属のタレント154名や、数々の大物芸能人が参列した。

「関係者の部」に参列した芸能プロ関係者はこう話す。

「まず、関係者席でも『A席』と『B席』に分かれているんですよ。『A席』は、おそらくジャニーズOBをはじめとする芸能人、テレビ局の社長クラスで占められていたのではないでしょうか。入場の際に、ジャニーズのスタッフから“A席でしょうか?”と聞かれましたから。『A席』の招待状には『A』と記載があったようですよ」

 会場の東京ドームのグラウンドレベルに座席が並べられ、開始前にはジャニーズメドレーが流れていた。時間が来ると、音楽の音量が大きくなり、場内が暗転したという。

「まるでコンサートのような演出でした。その後、祭壇の後ろに設けられたモニターにはジャニーさんにまつわるメモリアルムービーが流れ始めたんです。ジャニーズタレントやグループのコンサートや舞台の映像が流れたんですが、SMAP5人が歌うコンサートの映像もありました。ただ、TOKIOの映像に山口達也(47)の姿はありませんでしたね……。

 メインはジャニーさんのお誕生日会の映像。ジャニーさんのすぐ横に、近藤真彦(55)や中居正広(47)がいて、ジャニーさんのために集まったタレントたちと盛り上がっているといった場面で、本当にタレントたちから愛されていたんだなぁと思いました」(前出の芸能プロ関係者)

 映像のナレーションは東山紀之(52)が務めたという。

「ジャニーさんの軌跡を写真や映像で追っていくといった内容でしたが、東山のナレーションは圧巻の素晴らしさでした。『バース・デイ』や『プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達』(ともにTBS系)などのドキュメンタリー番組でよく耳にしていたので、聞き心地がよかったですね」(前同)

  1. 1
  2. 2
  3. 3