■中居と木村の立ち位置は離れていた……

 映像が終わると、会場が明るくなり、総勢154名のジャニーズタレントが胡蝶蘭を手に、ずらりと姿を現した。

「中心にいたのは“長男”のマッチ。その隣には少年隊植草克秀(53)や元SMAPの木村拓哉(46)、Kinki Kids、さらにTOKIOやが並んでいました。木村が薄いブルーの色眼鏡をかけていたのが印象的でしたね。印象的というか、なぜそれをかけているのという違和感というか……。もちろんダークスーツは着ていましたが。

 ただ、ジャニーズの主力タレントが並ぶ中、中居は目立ちませんでした。たまたま私の席から見えづらかっただけなのかもしれませんが……。招待客には、参列しているジャニーズタレント一覧が配られて、中居と木村の名前は並んでいたんですが、実際には2人は離れた位置に立っているようでした。他のタレントやグループは一覧通りに並んでいたんですけどね」(前出の参列した芸能プロ関係者)

 ジャニーズタレントが招待客の前に出そろったところで、近藤が「ジャニーさんらしく、SHOW MUST GO ON。笑顔で見送ってほしい」と事務所を代表してあいさつし、さらに「ジャニーさんはわが国を代表するプロデューサーだった。この時代にジャニーさんを失ったことは残念でならない」という安倍晋三首相の弔電を代読したという。

「ただ、マッチが噛み噛みで……。正面のモニターには弔電の文章が字幕で出ていたんですが、字幕のスピードにマッチの代読が追い越されてしまって(笑)。それにちょっとモゴモゴしていて、聞いているだけでは、どこまでがマッチの弔辞で、どこからか安倍首相の弔電なのか境目が分からず、最後にマッチが“内閣総理大臣・安倍晋三”と言ったことで、ようやく安倍首相の弔電を代読していたことが分かったんですよ」(同)

 近藤のあいさつ後、最初に黒柳徹子(86)が祭壇に献花し、その後、ジャニーズタレントたちが献花、そしてA席、続いてB席の参列者が献花をして会場の外に出る、という流れで会は進行していったという。

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