■岩のようなパンが!

――そんなユニークな面もある片山さんのプライベートをお尋ねしたいんですが、休みの日は、何をしていることが多いですか?

片山 うーん……寝てます(笑)。

――インドア派なんですか?

片山 そうなんです。家にいるのが好きで、この前は、パンを作りましたよ。

――パン? 女の子らしい。

片山 でも、気づいたら“岩”みたいになっちゃった。

――アハハ。何を作ろうとしたんですか?

片山 カンパーニュです。

――あ~、非常食のね。

片山 いや、それは乾パン(笑)。カンパーニュというのは、外側がカリとしていて、中がモチッとしているフランスパンです。

――知らなかったです。岩みたいなパンなんですか?

片山 それは私が失敗しただけで……二次発酵させたら、岩が出来上がっていたんです(笑)。

――まあ、片山さんが作ったパンなら岩でも食べたい男性は大勢いますよ。

片山 いやいやいや。

――どうしてパンを?

片山 なんかパンを焼いていると癒されるんです。

――つまり、最近、癒しを求めているんですね。

片山 それはあるかも。私って、若い頃は本当に男の子みたいだったんです。サバサバしていて、細かいことは気にしないみたいな。それが最近、自分で言うのもなんだけど、女の子らしくなったというか、繊細になってきた気がするんです。

――ちょっとしたことでも、傷つくんですか?

片山 そうなんです。だんだん、ガラスのハートになってきているんです(笑)。

――本当かなぁ……。

片山 本当ですよ。こう見えて私、人見知りもするほうですし。外に出て家に帰ってくると、すごく疲れちゃっているときもあります。

――へぇ~、クールビューティに見える片山さんの意外な一面を見た気がします。最後に、今後の抱負を聞かせてください。

片山 お仕事では女優業を頑張っていきたいです。みんなが知っている女優さんになりたい、という夢がありますね。プライベートでは、もっと海外旅行に行ってみたい。ブロードウェイのミュージカルとか観てみたいですね~。

――実は甘えん坊でお茶目だった片山さん。70歳の男性も恋愛対象になるようなので、応援したくなりますね。

かたやま・もえみ 1990年10月1日、東京都生まれ。T170-B92W59H87。ワインよりも日本酒派。目下の悩みは大型バイク免許の取得がなかなか実行できないこと。2012年に第44回ミス日本ネイチャーに選出。舞台女優として活動後、14年9月に『週刊プレイボーイ』でグラビアデビュー。数々の誌面を飾り、映画やテレビドラマ、舞台、ラジオなどで活躍。直近の出演作にドラマ『今野敏サスペンス 警視庁強行犯係・樋口顕』シリーズや、映画『いなくなれ、群青』などがある。

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