■新メインボーカルの安田の体調が気になるところ……
脱退する錦戸に代わり、今後メインボーカルを務めることになるのが安田だという。
「安田の歌唱力には昔から定評があります。渋谷に比べて癖がなく、音域も広く、声量もある。ファンの間でも安田の歌唱力の高さは評判です。また、関ジャニではリードギターを担当し、作詞作曲もできる実力派です」（芸能プロ関係者）
昨年１１月放送の『行列のできる法律相談所』（日本テレビ系）では、辛口のマツコ・デラックス（４６）が「ビックリするよ！ ライブで歌っているのを見ると、かっこいいって思っちゃって。関ジャニは６人になっちゃったけど、彼がいたら大丈夫だわ」と、安田の歌唱力を絶賛している。
「ただ、渋谷が抜けるまでは、錦戸と安田の２人も一緒になって関ジャニの歌を支えていたんです。しかし、渋谷に加えて錦戸も脱退。今後はバンド編成で歌えるメンバーは安田１人だけになってしまうんです。丸山はベース、大倉はドラムという強い武器がありますが、横山と村上は関ジャニが本格的にバンド編成になった２０１０年から、パーカションとキーボードを始めていて、楽器が上手いメンバーとは言えません。歌唱力だけでなく、演奏力も今後の関ジャニの課題となってくるでしょう」（前出の芸能プロ関係者）
今後の関ジャニにとって安田の存在は今まで以上に大きくなっていくことが見込まれる。安田としても正念場となるが、安田は２０１７年２月に脳腫瘍の１つである髄膜腫を患い、腫瘍を摘出する手術を受けている。手術は成功し、結果も良好と発表されていたが、その後、立ちくらみが原因で転倒し、背中と腰に全治３か月の骨折を負った中、昨年のドームツアーに強行参加していた。
９月５日、錦戸のグループ脱退と事務所退所の発表と同時に、１１月からは新体制となる５人の関ジャニでの全国ツアー『Ｕｐｄ８』（アップデート）の開催が決定。３６日間で４７都道府県を回ることが明らかになった。
「４７都道府県ツアーは１２年ぶり２度目の開催となります。小規模な会場も含まれており、メンバー５人の“ファンを安心させたい”という思いが伝わってきます。ただ、３６日という短い日数で４７都道府県を巡るハードスケジュール。２人のメインボーカルが脱退し、１人でその大役を担うことになるであろう大病明けの安田の体調も気になるところです。ただ、今回のツアーは新体制の幕開けともいえますし、新しい５人の関ジャニがどんなグループになるのか、楽しみでもありますね」（前出の芸能プロ関係者）
現在ジャニーズ内で嵐に次ぐ人気を誇る関ジャニ。２人続けてのメインボーカルの脱退はグループにとって大きな痛手だろうが、新しい５人体制のグループの活動にも期待していきたい。
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