斎藤ちはるアナ
斎藤ちはるアナ

 羽鳥慎一(48)が司会を務める朝の情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)が絶好調だ。

スッキリ』(日本テレビ系)、9月で終了した『ビビット』(TBS系)、『とくダネ!』(フジテレビ系)と、各局が同時間帯に情報番組を放送する中、『モーニングショー』は、2018年に3年連続で視聴率トップを記録し、朝のワイドショーを席巻している。

「お笑い芸人の闇営業が問題となり、『スッキリ』MCの加藤浩次(50)が、番組内で“上層部が変わらなければ所属事務所を辞める”と発言した“加藤の乱”が起こった数日間は、『スッキリ』の視聴率が『モーニングショー』を上回ることもありましたが、あれは特需のようなもので、すぐに『モーニングショー』が同時間帯首位に戻りました」(制作会社関係者)

『モーニングショー』といえば、コメンテーターとして出演する長嶋一茂(53)と、テレビ朝日報道局・局員の玉川徹(56)の“舌戦”がある意味でウリになっている。特に玉川の発言はたびたび炎上し、ネットニュースになって拡散して、毎回大きな話題を呼んでいる。

 昨年6月29日の放送では、ロシアW杯のサッカー日本代表vsポーランド代表の試合で、1点をリードする日本代表が後半「時間稼ぎのためのパス回しプレー」に賛否両論が巻き起こった問題を取り上げた際には、玉川は「ネガティブな戦術じゃないですか。はっきり言って積極的な戦術ではないですよね」と日本代表のプレーを批判。一方、長嶋は「戦術に消極的とか積極的とか、僕はないと思ってる。(今回の戦術は)押し引きの、引いたほうなんですよ。戦術の中での押し引きって十分ありだし、野球で言ったら敬遠策というのがある」と玉川の意見を否定した。

 これにはネット上で「とにかく一茂さんが正論通しまくってて楽しい」「長嶋一茂がド正論言うてる」と、長嶋の意見に賛同する声が多数上がった。

 また、9月5日に玉川の担当コーナー『そもそも総研』で「嫌韓感情とメディアの関係」について取り上げた際には、誤って韓国に関する本や文在寅政権を批判する本を“嫌韓本”として紹介し、後日謝罪するに至った。

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