■テレ朝では“角の立たない女子アナ”が高評価?
「もちろん羽鳥の司会が上手いことも『モーニングショー』が好調の理由ではありますが、玉川の数々の炎上発言と、それに反論する長嶋の舌戦を目当てに『モーニングショー』を見る視聴者もいるといいます。そして同番組が好調の理由がもう1つあります。新人アナウンサー・斎藤ちはるアナ(22)の存在です」(前出の制作会社関係者)
斎藤アナは、元乃木坂46のメンバーという異色の経歴で、今年4月にテレビ朝日に入社。入社と同時に『モーニングショー』のアシスタントに抜擢されている。
「元乃木坂メンバーでカメラ慣れしているとはいえ皆、当初はただの新人アナウンサーの1人と考えおり、“大役すぎるのではないか”と心配の声が多かったそうです。しかし徐々に慣れて、現在の『モーニングショー』では玉川と長嶋の舌戦を見事に取りまわしたり、玉川を巧みに制御して番組を上手く進行してくれるんです。
斎藤アナの前任として『モーニングショー』に出演していた、元テレビ朝日アナウンサーの宇賀なつみ(33)でも、番組の取りまわしには苦戦していたというのに、入社1年目の斎藤アナが上手く対応しているのは本当に驚きです。それで斎藤アナの評価は急上昇で、事実上のテレ朝エース女子アナともささやかれています。というのも、実は今、テレ朝内では“角の立たない女子アナ”が高く評価されているんですよ」(前同)
ここ最近のテレビ朝日の女子アナでは、弘中綾香アナ(28)が媚びないキャラクターを活かし看板アナとして活躍している。
「ただ、弘中アナはキャラが強すぎる。アナウンサーというよりはタレント的な人気を得ています。また、今年3月にテレ朝を退社し、長年キャスターを務めていた『報道ステーション』のライバル番組である『news23』(TBS系)のメインキャスターに就任した小川彩佳(34)も、上層部と衝突したことが退社のきっかけとなったとされています。2人とも自己主張が激しく、コントロールしづらい部分があるのだと思います。
一方、斎藤アナは、アナウンサーとしてあまり出しゃばらず番組を上手くコントロールできています。今後も羽鳥と斎藤アナのコンビで『モーニングショー』の好調は続くのではないでしょうか」(同)
入社半年ながら周囲から大絶賛の斎藤アナ。テレ朝のエースアナウンサーとして看板番組を任される日もそう遠くはなさそうだ。