■「ゴリゴリのヤク中の人が捕まった」

 11月19日の『とくダネ!』では、実の姉が働いていたタピオカドリンク店の店長に“恫喝DM”を送っていたとして、芸能活動自粛を発表した木下優樹菜(31)について言及。

 カズレーザーは、木下のDMと謝罪文の言葉遣いの落差に触れ、「1対1でDMを送るときはああいう言葉遣いなのに、公の文章になるとああいう(丁寧な)言葉遣いになるってなると、そりゃ信じてもらえないですよね。響きはしない」と、木下をバッサリ切り捨てた。

 さらに、木下の「事務所総出でやります」という、脅しにも取れるメッセージについては、「カタギの言葉じゃない気がします。怖いですね」と語り、カズレーザーのこれらの発言はネットニュースなどでも取り上げられた。

 同日の『とくダネ!』では、合成麻薬・MDMAの所持容疑で逮捕された女優の沢尻エリカ容疑者(33)についても言及。

「会ったことないので、10年クスリやってたゴリゴリのヤク中の人が捕まったっていうイメージしかないですよね。別に何を感じるもんでも……それ以上の感覚はないですよね。おクスリやって捕まったっていうだけのことだと思いますけど」と、率直な感想を述べた。

 また、12月3日放送の『とくダネ!』で、ハラスメントを咎める発言をし、賞賛の声が上がっている。

 番組では、“就活セクハラ”をめぐり、学生有志のネットワークが、厚生労働省や企業、大学に対して具体的な対策を求める記者会見をしたという内容を報じた。

 この問題についてカズレーザーは、「本当に思うのが、セクハラじゃなくて犯罪行為なので、みんな一矢報いたほうがいいです。OBとか会うとき、みんな録音を当たり前にして、嫌な思いがあったら戦ったほうがいいですよ。そんなことまでして行く会社じゃないんだから、そんなところ」と話した。

 この日、『とくダネ!』に出演していた梅沢富美男(69)も、「“一緒にホテルに行くなら採用する”っていい加減にしろよ。そんな力があるのか」「言語道断ですよ」と、同調。さらに梅沢が、自身のハラスメント関連のエピソードとして、「この間、うちの女優さんなんですけど、“お前、ずいぶん綺麗になったな、最近”と言ったら、“いや、それセクハラです”と。“ああ、そうなのか。じゃあ、お前ブスになったな”と言ったら、“それ、パワハラです”(と言われた)」とコメント。

「この発言に対し、カズレーザーが“(綺麗もブスも)言う必要ないですから”と、梅沢をピシャリと押さえつけたんです。カズレーザーの正直過ぎる発言に対して、視聴者からは“正論を言ってくれて見ていて気持ちいい”“感じたことを素直に言ってくれるから私たち視聴者の声を代弁してくれる”といった、賛同の声が多数寄せらせています。

 当たり障りのない発言しかできないコメンテーターもいる中、カズレーザーの歯に衣着せぬ発言は、今の時代、特に際立ちますよね。9月から『とくダネ!』にコメンテーターとして出演していますが、今後は他の番組や他局からのオファーも増えるのではないでしょうか」(前出のお笑いプロ関係者)

 芸人だけでなく、コメンテーターとしての地位も確立しつつあるカズレーザー。今後の発言にも注目していきたい!

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