■12月26日 プロ野球誕生の日 ヴィーナス

 1934年12月26日、アメリカのプロチームと対戦すべく、日本最古のプロ野球チームとなる大日本東京野球倶楽部が発足したことにちなんだ記念日。このチームこそ、後の読売ジャイアンツになるということで、この日は「ジャイアンツの日」にも選ばれている。

 そんな日本の野球史において重要な一日は、現在のプロ野球界を盛り上げてくれる大切な存在である、読売巨人軍公式マスコットガールのヴィーナスを取り上げたい。

 1994年、読売ジャイアンツ創立60周年の節目で結成されたファイアーガールを原点とし、その後、チームジャビッツ21、チームヴィーナスを経て、2016年からヴィーナスの名前で活動しているのが同グループだ。

 毎年数百名を超える応募者から選び抜かれた精鋭で構成され、試合前のアクロバティックなダンスはもちろん、MCにファン対応、見学ツアーのアテンドやバスツアーのバスガイド役などなど、その活動は多岐にわたる。

 また、「幸運をもたらす、シンボルとなる女の子」というテーマも持つため、ホームランが出たとき、打った選手にジャビットのぬいぐるみを渡す“HR担当”は、勝率が良いほど大事な試合で起用されるという特殊なルールも存在する。これまでプロ野球になじみのなかった方は、彼女たちに注目してみることで、新たな入り口を見つけられるかもしれない。

■12月27日 ピーターパンの日 吉柳咲良

 イギリス生まれの童話劇『ピーターパン』。その初演舞台がロンドンで公開されたのが、1904年のこの日。同作品と言えば、日本でも伝統のミュージカルとして長い歴史を誇っており、中でも芸能プロダクションのホリプロが制作するブロードウエイミュージカル・ピーターパンは38年もの歴史を誇り、歴代のピーターパン役も榊原郁恵、相原勇、宮地真緒高畑充希ら、後に人気女優となった面々ばかり。

 そんな伝統の作品で2017年からピーターパンを演じているのが、2004年生まれで現在15歳の女優・吉柳咲良。

 2016年のホリプロタレントスカウトキャラバンで歴代最年少グランプリに輝いた彼女。今年9月に公開された映画『初恋ロスタイム』では映画デビュー作にしてヒロインを演じたほか、その2カ月前に公開された話題のアニメ作品『天気の子』にも、ヒロインの弟役という重要な役で出演を果たしている。

 早熟な演技の才能だけでなく、ジャッキー・チェンの映画は欠かさずチェックするというアクションフリークでもあるそうで、今後、どれほどのスケールの女優に育っていくのか楽しみな存在だ。

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