■ドラフト2期生期待の星

 しばらくして行われた「第2回AKB48グループドラフト会議」(2015年5月)に参加。もちろん希望はNMB48だ。前評判でもかわいいと注目され、NMB48のチームN、チームBII、そしてAKB48チームAから第一指名を受けた。各チーム代表の山本彩渡辺美優紀、島崎遥香による抽選が行われ、チームAが指名権を得て、AKB48に所属することになる。

 2015年6月に前座デビュー、9月に春風亭小朝「イヴはアダムの肋骨」公演に出演、11月に田中将大「僕がここにいる理由」公演初日メンバーとして出演。多忙な日々が始まり注目度がグンと上がる。

 翌2016年2月、チームA「M.T.に捧ぐ」公演初日メンバーとして出演し、正規メンバーへの昇格が発表される。シングル『翼はいらない』の選抜メンバーとして初めて選ばれる。センターは同じ小学校の先輩、向井地美音である。

 注目度が上がれば上がるほど、期待へのプレッシャーがかかる。同年6月に新潟で行われた選抜総選挙は残念ながらランクインを果たすことができなかったが、翌17年には73位でランクインを果たす。

 2017年9月、同期のAKB48ドラフト2期生の久保怜音千葉恵里西川怜山邊歩夢が同時に昇格を果たす。同期の活躍ぶりが少しずつ目立っていく一方で、「面白い人」になりたい結依は思うように活動の場所が広がっていかない。18年の総選挙で107位と順位は出たものの楽曲がもらえる順位ではなかった。

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