嵐

 1月2日、日本テレビは2019年の年間視聴率が、全時間帯で首位となり、6年連続で「視聴率3冠王」を獲得したことを発表した。

「『ポツンと一軒家』が、日テレの『世界の果てまでイッテQ!』の視聴率を上回るなど、テレビ朝日の猛追もありましたが、やはり昨年も日テレが強かった。また、テレビ朝日が社運をかける人気ドラマシリーズ『ドクターX~外科医・大門未知子~』も、全話平均視聴率が18.4%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録するなど、好成績を残しましたが、前シリーズに比べると2%少しダウンしました。もしかしたらその辺の影響もしたのかもしれませんね」(制作会社関係者)

 日本テレビは、6年連続視聴率3冠王という偉業を成し遂げた社員や関係者への感謝を込めて、臨時ボーナスを用意しているという。

「2018年、“山P”こと山下智久(34)主演の映画『劇場版 コード・ブルー―ドクターヘリ救命救急―』が、92億円という空前の大ヒットを記録したとき、フジテレビは臨時ボーナスとして、社員を除く、映画とドラマにたずさわった外部スタッフだけでなく、報道やバラエティなど、フジで働くすべての外部スタッフ、つまり『コード・ブルー』と関係のない人たちにまで1万円分のクオカード配るという大盤振る舞いをしました。

 ただ、日テレはそれの比ではありません。全社員と関わっているすべてのスタッフに一律3万円の臨時ボーナスを支給するというんです。社員、外部スタッフ関係なく3万円ですから、膨大な金額です。2019年の日テレが好調だったのは、大いに盛り上がったラグビーW杯のおかげもあるでしょうが、の活躍も大きかったですね」(前出の制作会社関係者)

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