■日テレとジャニーズの強い結びつき
嵐のデビュー２年後、２００１年にスタートした深夜番組『真夜中の嵐』から始まり、２０１０年にスタートし、現在まで続く『嵐にしやがれ』まで、嵐は長年にわたって日本テレビで冠番組を続けてきた。
「かつて“フジテレビはＳＭＡＰ”、“日テレと嵐”といったように、日テレは嵐、そしてジャニーズ事務所と太いパイプを築き、現在も蜜月関係にあります。昨年の『２４時間テレビ』のメインパーソナリティは嵐の５人が担当し、全平均視聴率は歴代１３位となる１６.５%を記録。今年の『２４時間テレビ』も“嵐でいく”という話になっていると聞こえてきています」（民放キー局ディレクター）
視聴率３冠王発表にあたって、日本テレビの小杉善信代表取締役は「２０１９年は平成から令和という新しい時代へ移るタイミングでの『ｎｅｗｓ ｚｅｒｏ 拡大版 改元生中継』や『３年Ａ組－今からみなさんは、人質です』、『あなたの番です』のドラマなど、多くの話題を提供することができた１年でした」と、昨年反響の大きかった番組を挙げた。
小杉社長が言及した４月３０日から５月１日の、平成から令和に改元する時間に放送された『ｎｅｗｓ ｚｅｒｏ 拡大版 改元生中継』は、ＭＣを有働由美子（５０）と櫻井翔（３７）が務め、瞬間最高視聴率１２.０％を記録した。
「また、櫻井は１１月２７日放送の大型音楽特番『ベストアーティスト２０１９』でも総合司会を務めましたが、平均視聴率は１４.９％。瞬間最高視聴率は１７.２％と高視聴率を記録しました。
今年は嵐のラストイヤーということで、年末の『嵐にしやがれ』の最終回特番がどんな内容になるかなどすでに話題になっていますが、嵐と深い関係を築いてきた日テレですから、『嵐にしやがれ』『24時間テレビ』以外にも嵐関連の特番を用意しているはず。活動休止は寂しいことですが、その分、“もうすぐ５人そろう姿が見られなくなる”と彼らは今、無敵状態にあります。日テレは、２０２０年もガッチリ嵐とタッグを組んで、７年連続の視聴率３冠王を目指していくのではないでしょうか」（前出の民放キー局ディレクター）
年末の活動休止の最後の最後まで、嵐と日テレの二人三脚は続く！
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