■BPO案件になれば即打ち切り?

「『10万円でできるかな』は視聴率10%以上を記録することも多く、キスマイのキャリアを代表する番組です。キスマイといえば、昨年7月発売のシングル『HANDS UP』が初週19.6万枚、11月発売の『Edge of Days』が初週13.5万枚と、ヒット曲を連発している。

 2011年8月のデビューから9年目にして、昨年大みそかに放送された『第70回NHK紅白歌合戦』に悲願の初出場を果たし、関係者の間でも“2020年は躍進の1年”と期待をかけられていました」(レコード会社関係者)

 メンバーの玉森裕太(29)は、元SMAP木村拓哉(47)主演のドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)への出演で、役者としての評価が急上昇。2月19日からは、横尾渉(33)、宮田俊哉(31)、二階堂高嗣(29)、千賀健永(28)が所属するグループ内ユニット・舞祭組の舞台『○○な人の末路~僕たちが選んだ××な選択~』(東京グローブ座)が上演予定だ。

 さらにグループでは、3月24日には9作目のオリジナルアルバム『To-y2』の発売が控えており、4月9日から6月7日までは5大ドームツアー『Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2020』の開催も予定されている。

「バラエティ番組、ドラマ、音楽活動も順調で、今年は昨年以上のブレイクが期待されています。今や彼らは、活動休止後の2021年以降、ジャニーズ事務所の屋台骨を支えるグループになる、と期待されている。そんな飛躍の年にもかかわらず、このタイミングで『10万円でできるかな』のヤラセ報道が出てしまった。これで、彼らの勢いがストップしてしまう可能性もありそうですよね……」(前出のレコード会社関係者)

 テレビ朝日で仕事をする放送作家は話す。

「昨今、テレビ局はコンプライアンス遵守を徹底して、トラブルを避けがちですが、民放では特にテレ朝が厳しいんです。ロンドンブーツ1号2号田村亮(47)は、所属事務所とエージェント契約を交わし、テレビへの復帰はコンビの冠番組『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)になるとささやかれていました。ところが、現状、テレ朝の上層部は亮の出演を許していないようで、『ロンハー』ではなく他局の番組でのテレビ復帰になりそうだといいます。また、元歌舞伎役者の俳優・喜多村緑郎(51)との不倫が報じられた鈴木杏樹(50)は、テレ朝の教養バラエティ番組にゲストとして出演予定でしたが、不倫報道直後に降板が即決定。

 それだけコンプライアンスに厳しいテレ朝ですから、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の『祭り企画』のように、『10万円でできるかな』が“BPO(放送倫理・番組向上機構)案件”になり、ヤラセ疑惑に“クロ判定”が出た場合、番組は即打ち切りになる可能性が極めて高い。

 『10万円でできるかな』は、キスマイとサンドウィッチマンの師弟愛を感じさせる番組で、キスマイファンからもサンドウィッチマンファンからも非常に人気があるんですが、テレ朝上層部がどのような判断を下すのか……ファンは不安でしょうね」

『週刊新潮』によると、「サンドウィッチマンをはじめ出演者には、こうしたからくりは知らされていなかった」ということだが、サンドやキスマイは番組サイドの“演出”を知った今、何を思うのか……。

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