「谷川愛梨卒業コンサート~あなたは私の太陽でした~」での卒業ドレス姿(2019年12月19日) (c)NMB48
「谷川愛梨卒業コンサート~あなたは私の太陽でした~」での卒業ドレス姿(2019年12月19日) (c)NMB48

48グループの星たち

 NMB48の2期生、谷川愛梨は2011年から2019年まで約8年半のアイドル活動を終え、新しい道を進み始めた。簡単に彼女のアイドル人生を振り返っていきたい。

■先輩にかわいがられるMCに欠かせないキャラ

 谷川愛梨は1995年12月5日に神奈川で生まれ、3歳のとき大阪に引っ越し、2011年、15歳でNMB48の2期生オーディションに合格し、NMB48に加入した。

 あこがれのメンバーは宮澤佐江。ボーイッシュなショートカットで、さばさばしたキャラクターで知られるようになる。2012年1月、チームM結成とともに昇格し、同年5月発売の4thシングル『ナギイチ』で選抜メンバーに選ばれる。

 愛嬌満点で先輩の懐に入ることも得意で、1期生の山本彩渡辺美優紀、木下百花らからもよくMCの話題にされた。

 チームMには2016年まで在籍。島田玲奈、山田菜々、藤江れいなキャプテンの時代を支え、チームMカラーを彩るために欠かせない一人となった。コンサートでの演劇コーナーである木下百花プロデュース「百合劇場」でも必要不可欠なキャストだった。劇場公演のユニット曲は「愛しきナターシャ」「奇跡は間に合わない」を主に担当した。

 飾らない性格で、普段から「女子」を意識して生活していなく、胸も大きくないこともあったせいかノーブラでいることが多いなど、MCで自らの私生活を暴露して笑いを取ることも多かった。

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