太田夢莉の卒業公演では「私は愛を伝えたいタイプで、みんなに伝えようとしてるんですよ。だから夢莉にも伝えてたんですよ。最初はへへ、って言うだけやったのに、最後のほうは『私も大切に思ってるよ』って同じテンションで来てくれるようになって」と、太田への愛を伝えた。
■８年半のアイドル人生を詰め込んだ卒業コンサート
１２月１９日、Ｚｅｐｐ Ｎａｍｂａ卒業コンサートでは「私のアイドル人生８年半をこのコンサートにたっぷり詰め込みました」と自ら言うだけあって、自身の歴史を振り返るような楽曲が並んだ。
劇場公演のユニット曲をほとんどやり、極めつけは「百合劇場」を自身の脚本・演出で行った。コーナーの最後には木下百花もサプライズ出演。『奇跡は間に合わない』と『プライオリティー』を一緒に歌った。「卒業するときに百花さんを呼ぶってずっと決めていた」という。
アンコールは頭と胸にひまわりをかたどった衣装をつけて登場した。コンサートのセットもひまわりだった。「私がひまわりの衣装を着たいですと言ったら、こんなにきれいな衣装を作ってくれました。どうですか？ 似合ってますか？」とファンに問いかける。
「私は本当にひまわりが大好きで、それには理由があって、ひまわりはそこにいるだけで元気になれて、心もぽかぽかにしてくれる花だと思うんですよ。毎年夏になるとひまわり畑に行くのを楽しみにしてるんですけど、行くたびにたくさんのパワーをもらって、私もひまわりみたいな温かい人間になりたいと思うようになりました」
